浅草鳥越の袋物職人の通信局

波紋が広がりすぎる世の中です

　とかくに、事件とか出来事はその起きた当初よりも、そのあとに広がる影響の方が大のようです。

　特に最近は、ユーチューブをはじめとするインターネットを利用した動画サイトに出来事や事件の映像が載せられるので、繰り返し視聴することが可能です。そして、それがまた世界のどこでも見ることが出来るし、伝わり方も瞬時です。

　同じ場面を、繰り返し繰り返し見られ、なおかつネットのコミュニケーションで広がるので、一昔前の物事の伝わり方とはケタ違いのスピードです。

　良いことも、悪いことも伝わり方のスタイル、スケールがえらく変わった世の中になりました。

これは厳しい

　日本テレビの１５日の調査で、麻生内閣の支持率がついに１ケタ台の９．７％になったと報道されていました。この数値は歴代内閣の例をとると、大変厳しいものです。

　そして、この調査は１５日に行われているのですが、それに追い打ちをかけるように、今日の朝とんでもないニュースが飛び込んできました。

　それは、１４日にローマで行われたG7後の中川大臣の意識もうろう会見です。

　テレビで見た感じでは、どう見てもお酒に酔っているとしか見えませんでした。１５時間のフライトの寝不足や、風邪薬の飲みすぎなら眠くなるだけですから、ああはならないと思います。

　ですが、中川さんをできる限り弁護するとすれば、時差ボケ＋風邪薬＋ちょっと飲みすぎの相乗効果で残念なことになってしまったといえます。

　明日以降は、さらに厳しい内閣の支持率低下が起こりそうです。

記録的な暖かさでした

　１８時現在の東京地方の気温は１８．１℃とまだ暖かさが残っています。

　春一番が吹いたとはいえ、この気温は歴史的にもたいへん珍しいようです。静岡で２５℃を超す夏日を記録したのも史上初の出来事のようです。

　昼間に外へ出てみると、感覚的には５月頃の陽気です。ほんとに今２月なんだろうかと疑いたくなりました。

　予報では、明日の日曜日も暖かいようです。火曜日ころから本来の冬の気候に戻るようですが、いずれにしてもほんとに寒いのもあとわずかかと思います。

　ところで、今年は、史上初の気温でも、年を重ねるごとに恒常的になり、普通の出来事になっていくような気がします。日本が亜熱帯化する、なんて説もありますが、だんだんと真実味を帯びてきました。

魅力がうすれてきました

　マイクロソフトのウィンドウズ７の開発者向けベータ版が提供されるようで、そのあと２０１０年初頭には新OSが発売されるようです。

　殿の御威光で、XPからビスタの移行はスムーズに行えずに難儀をされた方も多いかと思いますが、今度の７はビスタからの移行がスムーズに行えるそうです。

　ところで今までは、マイクロソフトの新OSが出るたびに、興味津々でわくわくしたものですが、なんとなく最近はそれがうすれてきました。たぶん、おそらく多くの人もそうではないかと思います。

　愛用のノートPCでは、仕方なくビスタですが、デスクトップは動きが軽快で、しかも以前のアプリケーションソフトもそのまま使えるXPです。

　クラウドコンピューティングという、ネット上で提供されるソフトウエアのサービスがこれからさらに進んでいく中、新OSの７はウルトラ７でないと好評を得られないのではないでしょうか。

あしたは春一番でしょうか？

　ちょうど２日前の１０日から目のかゆみを感じ始めました。そうしたら今日は鼻むずで、くしゃみが出るようになりました。

　もうこれは間違いなく花粉症のようです。さて、以前の記録はどうかと当ブログに尋ねたところ、２００７年は２月１４日に花粉症が始まったと出ています。ですから今年は、そのときより４日早い花粉症のスタートとなります。

　そして、その日は春一番が東海地方に吹いたと記録されています。どうやら、袋物職人の花粉症の始まりと、春一番が吹くのと関連があるのではないかと思われます。

　ところで、明日の東京地方の最高気温は１７℃の予想です。風もやや強く吹くようですから、これはもしかしたら春一番の可能性があります。

　春一番の予想は、花粉症の人にまかせるといいかも知れません。

　

やはり景気は上向きのようです

　朝日のネットニュースに、民間のシンクタンクのGDPの実績とこれからの予測が出ていました。それによると、昨年の１０月から１２月までの予測数値が－１０％成長と「戦後最悪の不況」との見方が強まっているそうです。

　ところが、それ以降はグラフの折れ線が急上昇して、そのマイナス成長を抜け出すのが今年の９月ころと予測されています。

　ということは、すでに「戦後最悪の不況」の大底はすでに打っており、成長の回復過程にあるということが、大方の見方のようです。

　もちろん、こういう予測が１００％正しいわけではないですが、巷間（こうかん　ちまたのあいだ）でみんなが最悪に厳しいという状態の時が、大底である可能性が高いと思います。

　よく、「夜明け前が一番暗い」とか言うのと同様に、出口のないトンネルもまたありません。

　それよりも、もうすでに景気は上向きであることは間違いありません。いつも強気の楽観論のようですが、こうでなくてはいけません。

今日は楽でした

　今日の浅草小島町界隈は昨日とはだいぶ温度が上がり、小春日和のようでたいへん楽な気候でした。最高気温は１３．５℃くらいまで上昇したようです。

　昼間、冬用の裏付きのハーフコートを着て自転車に乗り、得意先に出かけたのですが、走りながら汗ばみ、真冬の２月に暖かい思いをしました。

　暖かいと外出も気分よく出かけられ、街ゆく人も心なしか楽しそうに見受けられます。

　隅田川に架かる、蔵前橋のそばにちょっとした桜並木があります。この暖かさで、ついつい桜のつぼみのかげんを見てしまいます。まだまだとは思いながら、もしかしたらもうそろそろ咲いてしまうのではと、思ったりもします。

　いずれにしても、もう半月もするとめっきり春めいてくると思います。寒いのももうひと踏ん張りです。

戦国武将ブーム

　戦国大名ファンが増えているところから、戦国武将の家紋などをあしらったグッズが人気を呼んでいるようです。

　おりから、NHKで上杉謙信の家臣の直江兼次が主人公の大河ドラマ「天地人」を放送していることも相乗効果となっているようです。

　当店も、以前から刺繍で家紋を入れた合財袋（合切袋　がっさいぶくろ）をご案内しているので少なからず関係があるのかと思います。

　ところで、戦国大名の家紋をいろいろ調べてみると、中には複雑な意匠（デザイン）のものもあります。

　そんなわけで、精細な家紋にも対応できるよう、当店オリジナルの名入れ技術を応用した家紋入り袋物の新作を考案中です。

　出来上がりましたら、「袋が大好きな方へ」サイトで発表展示会を開催いたしますので乞うご期待下さい。

経済予測

　あまり当たらない経済評論家のまねをして、エコノミストの袋物職人が春の経済予測を立ててみました。

　もうすでに報道されているように、原油価格の急激な下落のため４月から海外旅行費に占める燃油サーチャージが大幅に引き下げられます。

　方面によりけりですが、例えば２２，０００円だったものが、５，０００円に下がるのです。なんとなくタダになったような感じさえ受けます。

　そんなわけで、４月以降さらに海外旅行者が増えると予想されます。そうすると、どうしても外国の通貨が当地にて消費する際に必要になります。

　そうするとこれは円安要因につながります。そしてこれに合わせて、政府がドル買い介入を行うとどうなるでしょうか。

　言わずと知れた、さらなる円安です。１ドル９５～１００円くらいのレートでしょうか。こうなると、当然輸出関連株に買いが入り、日経平均がすぐ９，０００円台に回復します。

　そして、この時期政府の大型経済政策が徐々に効果を表してきます。（ちょっと物足りないので追加が必要のようですが）

　ゆえに、日本経済は春風の到来とともに、めっきり春めいてくることは間違いありません。

やはり地球は温暖化？

　杉並の姉の家からの情報です。去年は３月３０日に咲いた家のシンピジュームが今年はなんとはや満開になったそうです。

　今年もやはり暖冬のようです。さらに一足飛びに地球温暖化の表われでしょうか？

　先ほど、朝日ネットニュースのお天気欄で、東京の来週末１３，１４日の予想気温が出ていましたが、なんと最高気温１８℃だそうです。

　おそらく、桜が咲いてしまうような気温です。杉並のシンピジュームのように、ひと月以上前に桜が咲いてしまったらえらい騒ぎになるでしょう。