本日出来上がりました、お客様からの注文品の鹿革の合財袋です。写真ではわかりずらいですが、柄はひょうたん(ひさごともいいます)の小紋風の柄です。ひょうたん柄の散らしです。そして、その上に漆つぶが乗せてあります。革の色やこき(紐通しの部分)の色、正絹の紐の色はお客様の指定のものです。中には、ファスナーポケット、携帯電話のポケットがつけてあります。江戸の粋もついに携帯電話を入れるはめにおちいりました。時代の流れです、受け入れないわけには参りません。
冒頭から、製品の紹介になってしまいましたが、当店では上掲のような鹿革の製品をお作りいたしております。オーダー品のいいところは、お客様の好みに合わせられるところと、ご要望が直接伺えるところです。両方で喜べる楽しい袋物づくりです。これからも、ますます精進させていただきます。
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