「小倉山峯のもみじ葉心あらば今ひとたびのみゆきまたなむ」と、朝、紅葉を取材していたテレビ番組で取り上げられた百人一首のひとつで、藤原忠平の歌だそうです。
そう思いついて、グーグルで百人一首を検索したところ、「小倉百人一首」という面白いサイトを発見しました。一覧の索引がついていて、イラストもいいです。インターネットは、本当に便利ですね。
ちなみに、えらそうに藤井袋物店主のお気に入りがあります。
「朝ぼらけ宇治の川ぎりたえだえにあらわれわたる瀬ぜの網代木」藤原定頼の歌です。冬の朝、宇治川の川霧がとぎれとぎれになって、川に仕掛けられた魚を獲る網代のくいがところどころに見え始める様子を詠んだようです。ひやっとする冷感と、時間とともに場景が変化するのがイメージとしてよく伝わってくるのが絶妙だと思っています。ブログ製作の参考にします。浅草小島町の袋物職人の通信局でした。
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