浅草鳥越の袋物職人の通信局

メディアについてNo.2

　当店近くにあります、旧町名案内の掲示板です。この案内板はここにひとつだけなので、きのうのメディアは複数形という話からすると、これはそうではなくなってしまいます。厳密に言えば、チラシやポスターなどたくさん同じものを作れば、複数なので「メディア」なんだと思います。

　ですが、これではなんとなくややこしいので、藤井袋物店では大胆な仮説を立てました。それは、単体でも複数の人の目にとまれば、「メディア」ということにこれからします。

　当店店頭の由緒あるのれんは、ひとつだけですが、上の仮説から晴れてメディアということになりました。「メディアはメッセージ」は、かの有名なマーシャル・マクルーハンのことばです。すなわち、メッセージを発信すれば、メディアであるともとれそうです。

メディアについて

　mediaとつづるメディアですが、この読み方はローマ字式？のようです。英語での発音はミーディアというところでしょうか。詳しくは英和辞典などで発音記号をご確認下さい。そして、この単語の前にtheがつきますと、マスメディア、マスコミのことになります。（研究社　新英和中辞典より）

　冒頭から英単語教室ですみませんが、さらにもうひとつ別の意味があり、こちらのほうが重要です。それは、この単語がmedium　ミディアムの複数形ということです。（単にメディアというとき、複数形で使われていない気がしますが）　mediumの意味は、おおよそ次の三つです。

1. （伝達、通信、表現などの）手段、媒体、機関
2. 媒介物、媒質、媒体
3. 中位、中間

　　（研究社　新英和中辞典より）

　そして、これから何回かに分けて考えていきたいものは、１番の意味です。人に物事をお知らせするのにも、営業の成績を上げるのも、売り上げの向上を図るのも、すべてこの使い方の巧拙に関わってくるといっても、言い過ぎではないようです。

　目標を立てて、調べようという意志を持てば、今まで見えなかったものが見えてくるという考え方でまたしてもメディア研究を進めていきます。

祭りブログvol.1

　

　下谷神社の宮出しです。定刻の午前６時１５分、小雨のぱらつくなか発進しました。いいお天気が続いていた、ゴールデンウィークでしたが、今日はくずれそうでちょっと残念です。

　これから、お祭りシーズン真っ盛りへと突入していきます。一年中お祭りの話をしているうちに、お祭りになってしまいました。

下谷神社大祭

　きょう、あしたと下谷神社の大祭です。当店から歩いて７～８分ほどのところにあります。すぐ近くの清洲橋通りを渡った佐竹町会も下谷神社の氏子なので、先ほどお囃子の音色が聞こえてきました。

　写真のお神輿は、下谷神社の本社神輿です。大正１５年（１９２６年）行徳　後藤直光作とあります。ご存知のごとく、この３年前の１９２３年９月１日に関東地方を巨大地震が襲っています。関東大震災です。その後の３年の間にこのお神輿を作ったわけですから、当時の人たちの底力を感じます。

　それからお神輿の大きさですが、台輪（担ぐ棒が通っている部分の１辺の長さ）が４尺１寸（約１２４ｃｍ）、高さが１０尺１寸（約３０６ｃｍ）です。

　明日、７日（日）午前６時１５分宮出し、午後６時３０分宮入です。

つつじブログ

　東西めぐりん初乗車で、根津神社のつつじ祭り（祭りは今日まで）に行ってきました。午前８時４０分（朝早いのと休日の為か時刻表通りでした）、新御徒町停留所を出て、９時少し過ぎたころ、千駄木駅に到着し、そこから歩いて５分ほどで根津神社です。根津神社の向かい側には、かの有名な日本医科大学付属病院の高度救命救急センターがあります。

　朝から、やや汗ばむようないいお天気の日に恵まれました。９時３０分くらいの撮影ですが、結構混んでいました。　とくに外国人の観光客の団体さんがいましたので、いっそうの賑わいでした。

　つつじ園には、２００円の入園料が必要です。全体像がいいと思い外から撮りました。（２００円がおしかったからではありません）

日記風の簡易型ホームページ

　新聞でブログの意味を説明するとき、決まって出てくるのが、タイトルの「日記風の簡易型ホームページ」です。たいへん適切で、当を得てわかりやすい説明です。

　ところが、最近のブログの進化、発展状況からすると、少々違和感を感じる説明のような気がしてきました。

　まず「日記風」ですが、あまりこの日記にこだわる必要はないと思います。もともとこれが、Log（航海日誌とか旅行日記など）という名前がついているので、そうなるんでしょうが、もっと大きくとらえた方がいいと思います。

　藤井袋物店主は、いままで日記などつけたことはありません。そんな人がブログをつけているんですから、まさにこれは日記ではないでしょう。（変な傍証です。）

　それと「簡易型ホームページ」です。つけるのが簡単だから簡易なんでしょうか、それとも構造からいうのでしょうか。気づかれている方も多いでしょうが、毎日更新していくことで、膨大な内容のホームページを作り上げていきます。事実、検索エンジンが今まで蓄積の内容から、語句を検索してくることからもわかります。書き方次第で、存在感がどんどん増していきます。

　ですから、つけるのが簡単でも内容のほうは非常に濃くなるので、決して侮れない、というよりもたいへん強力なコミュニケーションツールだと思います。

　言ってみれば、「毎日更新可能な強力ホームページ」でしょうか。

五月晴れ

　五月晴れという言葉は、今日のためにあったというようなすがすがしい日でした。青葉の香りが織り交ざった風も心地よく、暑くもなく、涼しすぎもなく、たいへんよいお天気でした。

　ただこれにしても、比較対象があるから成り立つわけで、毎日今日のようなお天気が続くと人が、何とか天気になってしまいます。雨の日、風の日、雪の日などのおかげで、良い天気としてもらっているわけです。

　雨にも負けず、風にも負けずしているうちに、知恵がついてくるわけです。四季折々に風情があるのを見いだした先達には頭が下がります。

　

サーチエンジン

　ひょっとして、今日は梅雨入りだったんでしょうか？きのうの暑さといい、最近の天候は波乱万丈です。ひと月ぐらいずれている感じがするので、冒頭の疑問はあながち・・・・・まとはずれです。

　さて、サーチエンジン（検索エンジン、　エンジンには機関という意味のほかに、ラテン語で天性、才能、利器という意味があるそうです。この意味が含まれているのかもしれません。　研究社　新英和中辞典より）といえば、グーグルが思い浮かびます。ところがここでそれに変化が現れはじめようとしています。

　ひとつめは、マイクロソフトのインターネットエクスプローラー７では、画面の片すみにＭＳＮのサーチエンジンを、標準装備するそうです。これにはグーグルが異議を唱えているそうです。

　ふたつめは、インターネット書店の大手アマゾンが、サーチエンジンをグーグルからマイクロソフトの検索エンジンに変更するそうです。

　マイクロソフトが攻勢に出てきたんでしょう。海の向こうの、巨大な両雄の自由競争はすごいもんです。戦国時代を彷彿とさせます。

気温観測２

　本年１月６日の気温観測以来久々の観測活動を実施いたしました。当店店頭にて、高性能寒暖計を使用して、午後２時４０分ころ測定いたしました。

　ほぼ２９度を指していて、５月１日の気温としてはまれではないでしょうか。練馬では３１．１度と３０度を超える真夏日となったそうです。

　気温の上昇につれて、ガソリンの値段も上昇してしまいました。ついでに浅草小島町界隈の景気も上昇していただけるとたいへん有難いのですが。