夏場は毎朝、家で朝風呂に入ることにしています。さっぱりしますし、冬場のようにひやっとしないのがいいです。
朝風呂に入っているとき、会津磐梯山の小原庄助さんのことが思い浮かびました。だいぶ前、テレビで地元の人たちが(たぶん会津磐梯山の)例の有名な文句を大勢で歌っているのを見たことがあります。そこでは、
「小原庄助さん、なんで身上(しんしょう)残した、朝寝、朝酒、朝湯が大好きでそーれで身上残した、あーもっともだー、あーもっともだ」と、あれあれおかしいなつぶしたんではなかったのかとそのときは思いましたが、地元ではひいきでこういうのかなと思っていました。
ところが、そのことで今日の朝風呂で気が付きました。自分が楽しく、快適なことを自分にではなく、人にしてもらうことで人が楽しく、快適になれるというふうに解釈しました。要は、温泉のお客さんに「朝寝、朝酒、朝湯」で楽しんでもらったあげく、温泉街もにぎわいます。
そしてお客様が「あー面白かったまた来るね!」となります。それで、小原庄助さんは身上を残したわけです。なるほど会津磐梯山は宝の山でした。
このように、マイナスのイメージも視点を変えて見ることで、役に立つ事柄になり得ることがわかりました。(さすがは会津磐梯山)これはなんといっても朝風呂の効果です。「ユリーカ!」 eureka!
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