先日の、青森出張の帰りの新幹線はやてに備え付けの雑誌「トランヴェール」に興味深い記事があったので持って帰ってきました。(この雑誌お持ち帰り自由です)
「サケを食べれば若返る」 たちばな出版、という本を書いている、鈴木平光さんの記事です。冒頭にサケの身は赤い色をしていますが、実は白身の魚です。という書き出して始まります。
体が赤いのは、アスタキサンチンという赤い色素を含む、オキアミやエビをえさにしているからだそうです。ここには出ていませんが、ネットを通して調べてみると、ヘマトコッカスという藻もえさにしているそうです。この藻にも、アスタキサンチンという赤い色素が含まれているそうです。
そしてこの難しい名のアスタキサンチンという赤い色素は、ビタミンEの100倍以上という強い抗酸化作用があるそうです。ご存知、人体にはつきものですが、増えるとよくない活性酸素の除去です。
サケの身にはもちろんのこと、卵のイクラやスジコにも多く含まれています。赤い色はこの色素のせいでした。それとこのイクラやスジコは、痛風の原因となる尿酸値を高めるプリン体の含有量が極めて少ない食品でもあります。塩分のとり過ぎは禁物ですが、このサケ、イクラ、スジコは体によい色素を持つ、お勧めの食べ物であることがわかりました。
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