浅草鳥越の袋物職人の通信局

ディジタル・ディバイドのない世界

　タイトルの表記は通例、デジタル・デバイドでしょうが、発音に出来るだけ？近づけたつもりにしました。デジタル・デバイドとはあまりありがたくない言葉ですが、軽く言ってのけてしまうと、デジタルで差をつけられることでしょうか。

　ところが、こんな壮大ですばらしい試みが始まるそうです。ＭＩＴ（マサチューセッツ工科大学）メディア・ラボのニコラス・ネグロポンテ所長が、２００８年までに、アフリカのリビアの子供たち（小学生、中学生かと思います)１２０万人に低価格１００ドルのラップトップコンピューター（ノートパソコンのことです）を配給するそうです。たぶん、リビアがお金を出して購入するんでしょうが、このパソコンただの安物ではないようです。

　台湾のパソコンメーカーが作るようですが、ワイヤレスのインターネット接続、ビデオカメラつき、８時間持つバッテリーと手回しの発電機つき（これがあると便利な地域のようです）ＯＳはリナックス（ウインドウズは事情で使えないようで）です。（ニューヨークタイムズ、インターネット版より）

　いまやこういう世界が広がっていこうとしているのは、すばらしい出来事だと思います。世界中がインターネットを通じてつながりあうのは、そう遠い話ではなさそうです。

街角景気は上昇

　日経のネットニュースで、街角景気が上向いていると報道されていました。確かに全体的には景気はいいことになっています。岩戸景気を上回る長期の景気上昇とか言われています。でもなかなか実感がわきません。浅草小島町界隈では「ひまですねー」という声がよく聞かれます。

　全体的によくなっているはずですが、現実には「ひまですねー」現象が起きるのはどこに原因があるんでしょうか。もしかすると、もう少しで「いそがしいですねー」にかわる、変化の直前なんでしょうか。出来れば、後者のほうなら大歓迎です。

　景気回復、技術革新、教育問題、環境問題などを追及しているうちに、国際情勢は風雲急を告げる状態になってしまいました。なかなか深刻な状況です。平和な国、日本だったんですが、まわりがあわせてくれないことにはどうしようもありません。核武装とはぶっそうです。

iPod故障でしょうか

　今日も快晴に恵まれました、みなと区民まつり２日目（最終日）でした。暖かい日に誘われて、本日も大勢の人で賑わいました。田中すだれさんとうちが実演している右隣が、港区リサイクル事業協同組合さんでしたが、港区内で収集した牛乳パックを利用し、再生された箱入りののティッシュペーパーが大人気でした。リサイクルというのが受けるんでしょうか、行列の出来る店でした。

　ところで、会場に持参の愛用iPodがどういうわけか、チェックマークの液晶画面になり、なおかつ英語表記で、OK to disconenect となったまま動かなくなりました。いろいろにカチカチやってもらちがあかず、持ち帰って復元を試みました。これは、工場出荷の状態に戻すことが出来る機能です。

　この機能は便利です。購入した曲などはiTunesにそのままですから、復元したあとまたiPodを更新してくれます。その結果、なんと以前より音量が出るようになりました。最初がまともでなかったのかもしれませんが、とにかく、けがの功名です。（けがの功名　失敗だと思ったことが、意外に良い結果を生むこと。新明解国語辞典より）　それと、ちょっと前に秋葉原のヨドバシカメラで、サンワというメーカーのコード巻取りタイプのiPod用ステレオイヤホンを１，２８０円で買いました。これは付属で付いているイヤホンよりベターです。コードの絡みつきを解消できたら、ノーベル賞ものだと以前から思っていました。それがこの価格とは驚きました。

０６’みなと区民まつり初日

　きのうまでとは、打って変わり晴天に恵まれた、第２５回みなと区民まつりです。午前中からかなりの賑わいでした。松の葉が散るほどやや強い風がちょっと気になりましたが、午後にはおさまりました。日差しが強く、夏のようでした。

　お昼は、飲食コーナーのやきそばを食べました。一つ２００円ですが、分量の関係でふたつにしました。それでもまだちょっと足りなかったので、磯辺焼きのおもち、３個で２００円を追加購入いたしました。こういうときにしか味わえないものです。

　あしたも晴天にめぐまれそうです。雨が多い日々が続いた後の晴れ間は格別のものがあります。

あしたはお天気でしょう

　あす、あさっては、０６’みなと区民まつりです。先日の袋物職人の予想通り２日間は晴れ模様でしょう。ですが、会場の芝増上寺境内と芝公園内は雨でぬかるみが残っているので、注意されることが肝心です。

　昨年は、増上寺を入ってすぐ右側あたりで実演を行っていました。今年も同じあたりかと思います。台東区の伝統工芸の実演コーナーです。よろしくお願い申し上げます。

　蚊の用心のため、キンチョウの蚊取り線香を忘れずに持参しなければなりません。雨が多いと、キンチョウの蚊取り線香が売れるの理論に従います。

ＮＨＫ放送受信料

　受信料支払いの不公平感をなくすため、今度から不払い者に対して簡易裁判所に督促を申し立てるんだそうです。また、１，０００万件近い未契約者には年内にも民事訴訟をおこすんだそうです。個人的には、ずーっと放送受信料は払ってきていますが、ずいぶん強気な構えだなー、というのが正直な感想です。

　インターネットに親しみ始めて以来、ニュースをネットで見ているうちに、新聞の必要性をあまり感じなくなり、現在普通の新聞は取っていません。そのうちネットでも映像文化が十分楽しめるようになるので、いずれはテレビもやめてＮＨＫ放送受信料を支払わなくてすむようになるなと思っていたら、残念、強気の義務化になってしまいそうです。

　テレビ放送を見なくなる人なんているわけないと、テレビ事業に携わっている人はもちろん、大多数の人がその意見かと思います。

　パラダイムの転換とかいいますが、（パラダイム：ここでは思考の枠組みという広義の意味にします。新明解国語辞典に詳しくでていますが、難しいのと長いので割愛いたしました。）個人的には、従来からのテレビ放送を見なくなる人が出てくると思っています。ただし、それでも放送受信料はしっかり払いましょう！？

なんと読むんでしょうか

　朝のウォーキングの仕上げに、地元鳥越神社をお参りしてきました。前から気になっていましたが、社務所の出入り口の上に下の写真の看板（なんか他の言い方があるのかもしれません）があります。右読みで、「なんかちょうだい」と読めるような気がします。由緒ある鳥越神社がまさかそんなことを掲げるわけありません。残念ながら社務所は朝早いのでしまっていて、聞けませんでしたので、継続して読み方の調査をいたします。今しばらくお待ち下さい。

しかとする

　朝晩少し冷え込みぎみの陽気になってきました。それもそのはず、もう１０月で秋も本格的です。日中がまだ少々暑いからと油断すると朝晩の冷え込みで風邪をひくときがあります。十分に注意が肝心です。しばらく風邪をひいていないと、ついついそのときのつらさを忘れがちです。ご用心、ご用心！

　ところで、先ほどのニュースで、中央高速に鹿が侵入したため、４５分間も通行を止めて鹿の大捕り物があったようです。結局は、塀を飛び越えて逃げ去ったようです。もともと鹿がすみかの場所に高速道路が通ったわけです。鹿には高速道路の意味がわかりませんから、いたしかたございません。

　鹿で思い出しましたが、無視することを「しかと」するといいます。これは、１０月を表す花札のもみじうちの、鹿の出ている一枚が語源だと読んだことがあります。それは、鹿がそっぽを向いているからです。そしてその札が１０月のため、「しか」と「とう」で「しかと」するになったそうです。なんとなく本当のようです。鹿と相違ない。

これも面白そうです

　それにしても雨の日が多くなりました。９月は台風１３号の影響もあって、日本列島は記録的は降雨量だったようです。雨が多すぎると、じめじめするのと、人がこもりがちになりあまりよくありません。冬場は、お決まりの西高東低の冬型の気圧配置で、太平洋側は乾燥した晴天が続くはずですが、なにかそれも怪しげになってきました。冬場にも雨が多いと、それが雪になる可能性が高いので、やっかいなことになります。太平洋側の豪雪は、それこそコペルニクス的転回です。

　気象庁の談話みたいなものは（それほど高尚ではありませんが）これくらいにいたしまして、おもしろそうな機器のご紹介です。

　バッファローというところで出した、「ちょいテレ」というパソコン用ワンセグチューナーです。大きさにして、幅１．８センチ、長さ５．９センチ、重さが１２グラムのＵＳＢメモリーのような形をしたものです。

　対応するＯＳは、ウインドウズ２０００、ＸＰで、推奨されるＣＰＵはペンティアム４の１．４GHz以上とかなり高性能なパソコンが必要です。ですがこの小さな機器で、録画も出来るそうです。外出時、録画しておいたテレビニュースをあとでチェックなんてことも出来そうです。まだ、ワンセグ放送は全国区で見られませんが、将来は見ることが出来るようになると思います。

　アメリカでは、フットボールの試合をテレビとネットで合わせて観戦するのがポピュラーだそうです。（確か、デュアルアプローチとか言ってました）これからは、高性能ノートパソコン一つで、いろいろなことが出来るようになりそうです。楽しみです。

上野不忍池のはすです

　今朝のウォーキングは不忍池（しのばずのいけ）まで足を延ばしました。はすの葉の群生に、思わずデジカメを抜き去りざま一閃いたしました。おおよそ１．５メートルくらいが水面から伸び、密集していました。

　冬場、この同じ場所は渡り鳥のカモの類がたくさん泳いでいます。ですから、もう少しでこのはすはなくなるはずです。定かではありませんが、枯れたあとは掃除されるんだと思われます。また、カモンとやって来たら、同じ場所を撮影してお見せする予定です。きっと、同じところとには見えないと思います。