浅草鳥越の袋物職人の通信局

これも英語の勉強にいいサイト

　英語を楽しむ新聞「毎日ウィークリー　オンライン」というサイトを見つけました。日本文と英文のテキストに、ところどころでネイティブスピーカーの音声も聴ける充実ぶりです。主要な語句の単語帳も付いてうれしいかぎりです。これで無料なんですから驚きです。インターネットの登場以来、様々な面で革新が起きていますが、これなんかもその一つだと思います。

　ネイティブスピーカーの発音も聞き取りやすく、ゆっくりなので語句の発音のチェックにはもってこいです。日々の出来事を取り扱う記事が主体ですから、新しい語句の勉強が発音つきで学習できます。

　これから英語の勉強を始める人や、すでに進行中の人もこういう便利なサイトを、好きな時間に好きなだけ活用することが出来ます。これからは、英語の苦手な日本人より、英語の得意な日本人が増えるのは間違いなさそうです。　

一汗かきました

　出展用の作業台、展示の品物の運搬を往復とも提灯の恩田さんの車にお世話になり「台東しごとフェア」に出展いたしました。

　実演に加え、順番に２０分ずつのお話タイムがありました。なにせなれない講演？(予想していたより聴衆の方が多かったです）と、シナリオの準備不足からあまりいい出来ではありませんでした。話すネタが途中で切れてしまい、おまけにあぐらから腰を浮かした姿勢にしたときに、２度も足がつってしまい痛い思いもしました。気が付けば、額から汗がたらーと流れる始末です。

　慣れていないからと言い訳せず、こういったことにはどんどんチャレンジしていくべきだとあらためて痛感しました。次回また機会があれば、今度はネタ切れにならないように、準備はもちろんとして、使っている道具類を持ち込んでその説明をすることで対処することにします。こうすれば、その場でイメージが浮かび、お話がしやすくなるかと思います。ほんと、一汗かきました。

ビンナガマグロ

　最近、とかく話題のマグロです。「ビンチョウマグロ」と人がいうので、あれ「ビンナガマグロ」というのではと思い、調べてみたら合点がいきました。

　「ビンチョウ」は業界の人が呼ぶ名称のようです。正しくは「ビンナガマグロ」です。むなびれをビンというそうで、これが頭部の長さより長く、その特徴からの名前です。

　「ビントロ」といわれ、最近は回転寿司のネタとしても有名になっています。従来、赤身の部分がほとんどないため、お刺身やお寿司には向かず、シーチキンなどの缶詰類に使われていたので、食味が少し落ちるような誤解を受けていたようです。ところが、脂ののった質のいいものはたいへん美味しいそうです。

　マグロは、中トロファンですが、これからは回転寿司で「ビントロ」のおいしいのも探してみます。

台東しごとフェア

　あさっての２９日、１３時から１６時までハローワーク上野主催の「台東しごとフェア」に出展いたします。台東区役所の１０階にある大きな会議室で開催されます。藤井袋物店は今回が初参加です。実演の披露と、来場された方とのお話し会などが予定されております。お近くの方、どうぞのぞいてみた下さい。お待ちいたしております。

表慶館実演最終日

　曇り空のなか、朝、東西めぐりん（台東区の循環バスです。料金は１００円）で国立博物館前まで通勤です。行き先近くに停留所があると便利なバスです。循環バスなので、反対向きはありません。あるとさらに便利なんでしょうが、細い一方通行を入っていけるのは循環バスならではでしょうし、増やせば路線も複雑になってわかりにくくなり、さらにご予算ともご相談かと思います。

　さて、本日は「台東区の伝統工芸職人展」の最終日となりました。少々ぱらつきはしたものの、心配された雨もなんとかもち、搬出も無事に終了することができました。仏像展もあって、職人展もよく賑わいました。かなり、台東区の職人さんのご紹介に役立ったように思います。お疲れ様でした。

表慶館実演２日目

朝の上野公園の紅葉です。国立博物館前の噴水のあるところですが、まだ噴水は出ていませんでした。上野公園の紅葉もなかなかのもです。実演中の職人さんは、浅草千束の銅銀銅器店の星野さん（電話　０３－３８７２－７３２８）と、浅草竜泉の桐たんすの片山さんです。（電話　０３－３８７３－３８８８）ご興味のある方は、お問い合わせ下さい。明日、日曜日は東京国立博物館、表慶館の「台東区の伝統工芸職人展」の最終日となります。どうぞお見逃しなきようお願い申し上げます。また、平成館という建物の仏像展はたいへんな賑わいです。そちらは、１２月３日まで開催されています。　　　　　　　

表慶館平成の大修理

　平成の大修理を終えた開門前の表慶館の正面と、中心のドーム天井の内部です。内側の壁も当時の色と同じに復元されたそうです。玄関の左右のライオンが阿吽の呼吸（あうんのこきゅう）であるのが印象的です。（阿吽は、読んで字のごとく、出す息と吸う息、息の出入りです。新明解国語辞典　三省堂より）今日はお天気も良く、表慶館の写真もきれいに撮れました。明日は職人さんの実演風景をお伝えいたします。

台東区の伝統工芸職人展

　明日から３日間出展します東京上野の国立博物館「台東区の伝統工芸職人展」(表慶館で行われています）の搬入に行って来ました。改装された歴史的建築物の「表慶館」はなかなかすばらしく、一見の価値があります。上層の回廊にも上がることができ、中心のアーチ型の屋根の内側の装飾も近くで見ることが出来ます。並びの部屋の天井が自然採光になっているのもいいです。一瞬ヨーロッパの建物の中を歩いているような錯覚がしました。

　平成館で行われている仏像展も行列ができるほど賑わっていました。上野公園の木々の紅葉もこれから見ごろです。ご用とお急ぎのない方はどうぞお越し下さい。出展の職人さん一同お待ち申し上げております。

飼い犬に手をかまれたらご用心

　タイトルは「飼い犬に手をかまれる」ということわざからの引用です。意味は、世話をしてやった相手にそむかれて害をうけることだそうです。（新明解国語辞典　三省堂より）もちろん、飼い犬以外にかまれてもご用心です。

　理由は、狂犬病という恐ろしい病気が、外国で感染したとはいえ、日本国内で続けて２例発生したからです。現在は日本ではあまり知られていませんが、全世界では年間約５５，０００人もなくなっており、とくに中国では最近のペットブームでここのところ激増しているようです。ウィキペディアのこの項目を参照してください。詳しく出ています。

　発病すると、水を恐れる特有の症状があって、別名　恐水病（ハイドロホビア）といわれています。外国でかまれたらもちろんですが、飼い犬に手をかまれ、なおかつ万一その犬が狂犬病の予防接種を受けていない場合には、その犬の狂犬病チェックを実施しないといけない時代になったようです。もし万が一にも狂犬病だったら、発病しない潜伏期間中に直ちに処置を受けなければなりません。

マグロが値上がりしそうです

　今日は青空が広がり、暖かないい陽気でした。鬼怒川温泉へ行っている時にこのお天気ならと、少々残念です。なかなかうまくいかないところもあって当然と考えべきかと思います。今度はきっとうまくいくと考える必要があります。

　先日もとりあげましたが、読売のネットニュースに、刺身向けマグロの１０月から１２月の卸売り価格の水産庁の見通しがでていました。前年同期の１１～２０％ほどの高値で推移するそうです。理由としては、国際的な需給の変化で、輸入量が減少しているのが主な原因のようです。それも、クロマグロ、ミナミマグロ、キハダマグロ、メバチマグロなどにわたってのもののようです。

　クロマグロ、ミナミマグロのように、２００７年から漁獲割り当てが削減されるのに加えて、この国際的需給の変化の要因も含まれると、当然来年からはお刺身用のマグロの価格が上がります。どれくらい上がるのか見当つきませんが、せめて庶民の手の届く範囲内でお願いしたいです。「一人前にぎって下さい、マグロ抜きで！」とは言いたくありません。