浅草鳥越の袋物職人の通信局

プリンターの不調です

　使っている、エプソンのＰＭ－８３０Ｃがよりによって大晦日に不調になりました。年賀はがきを印刷しようとしたところ、はがきが引き込まれていかなくなりました。（今頃年賀はがきを印刷しようとしているほうもお粗末ですが）

　事前に、カラーインクも２個セットを買い置きして、万全の体制をひいていたつもりが、この有様です。どうもプリンターの欠点の一つは、この用紙の引き込みのスムーズさにあるようです。

　この次に買う機種は、キャノンにしようと思っています。今はＵＳＢ２．０が当たり前で、色も６色インクの高性能もあります。ただ、インクに関して言えばイニシャルコストより、ランニングコストがかかるようです。精細な印刷はあまり必要としなければ、４色インクでいいのではと思います。

　あと４時間足らずで新年です。皆様２００７年(平成１９年）良い年をお迎え下さい。

ビデオiPod入れ

　今日は夜になって冷え込みが強くなり、暮れらしい気温になりました。はーやーくー、来い来いお正月ーでしょうか。

　お客さまからの特注品で、鹿革の腰提げ煙草入れの銀金具付きをビデオiPodケースに仕立てました。イヤホーンプラグの入り口の切れ込みを作り、少し改造して仕上げました。煙草入れ自体、ボディーを堅めに作るので、精密機械の保護には向いていると思います。

　お客様の許可を得ていないので、画像のほうは公開いたしませんが、なかなかいい出来上がりです。

　最先端のビデオiPodを、伝統工芸の鹿革の煙草入れに入れて持たれるわけです。おしゃれで、発想がすばらしい思います。将来、ビデオiPodが買える様になったら、自分用の特製も作って持ってみたいです。

新年早々の伝統工芸展

　暮れも押し詰まってきました。２００７年、平成１９年の新しい年が目前に迫ってきました。２００７年(平成１９年）はいろいろな新しい出来事が特に出現してきそうな気がします。

　それが、インターネットの世界のことであったり、新薬や新しい治療法であったり、新しい車であったりです。様々な分野で新しいものが出始める切り替わりの年のようです。もちろん、いいことずくめのことばかりではないでしょうが、期待出来るいのししです。

　さて、新年早々の催し物について、お知らせいたします。本年と同じく、１月の２～３日の２日間、浜離宮恩賜庭園にて伝統工芸展が開催されます。　（昨年の様子はこちらです）

　出展の職人さんは、すだれ、銅器、べっ甲、刃物、桐タンス、やすり、そして袋物の７店舗です。各日１０時から１６時までの開催です。場所は３００年の松前です。両日のお天気は快晴の予定です。

暮れの感じがしてきました

　今日の日中も、日差しのもとではかなりの暖かさでした。お正月にもこの暖かさだと、おとそ気分にも変化が生じそうです。地球温暖化はおとそ気分まで影響を及ぼします。

　夜になり、浅草小島町界隈は少し冷え込んできました。外では、夜回りの１０人ほどの町会の人たちが、「火の用心｣｢火の用心」と大声で拍子木をならしながら巡回してくれています。昔は、「マッチ一本火事の元」のフレーズが入っていたのですが、最近は言わなくなりました。簡易ライターが主流のためか、マッチ一本消え去りました。

　冷え込みと、火の用心で暮れの感じがしてきました。お休み前には、火の元の確認を必ずいたしましょう。

　

暖房いりません

　昨日の大雨も驚きでしたが、今日の陽気にも驚きでした。浅草小島町界隈は日中は２０度近くだったようです。

　今日、工房での作業中はストーブなどの暖房は使わずにいられました。１２月の暮れに暖房なしは、おそらく生まれて初めてです。

　地球の温暖化(グローバルウォーミング）の現象だとすると、だいぶ気がかりです。

　お隣の中国では、これからモータリゼーションの波が押し寄せてくるそうです。これから中国では、牛込柳町現象が頻発するようになるでしょう。地球温暖化の原因のひとつが化石燃料を燃やして出る二酸化炭素のようです。

　日本でもあったモータリゼーションの過程をとめるわけにもいかないでしょう。さらにいっそうの炭酸ガスが発生してしまいそうです。「わかっちゃいるけどやめられねー」でしょうか。

秋雨のようです

　時刻は２０時50分ころですが、外では盛んに雨が降っています。この時期にこれだけよく降る雨はあまり記憶がありません。本来の１２月の寒さならば、きっと大雪になっていたに違いありません。

　雨の中、外を歩いても寒さをあまり感じません。秋の長雨のころのような感覚です。近くのお米屋さんに宅急便を出しにいったときも、店の人との話はこの変な気候のことでした。

　将来、日本の気候が亜熱帯化する、というような予測もなされています。そんな方向へじりじりと歩みはじめているんでしょうか。常夏の国日本なんてとんでもないですね。

暮れの感じがしない

　「暮れの感じがしない」という言葉を、最近よく耳にします。暮れの感じというと、人それぞれでしょうが、一般的には今年の納めと、新年に向けての準備で気ぜわしく動き回るような様子でしょうか。

　暮れの感じがしなくなってしまった理由のいくつかを考えてみました。第一は、景気のなさです。いざなぎ景気を上回る景気拡大とは、なにか別次元の出来事のような気がします。格差という言葉は好きではありませんが、景気の良いところと悪いところの差は確かに存在しています。

　第二は、食料品などがいつでも手に入るようになったからだと思います。最近は元旦も営業する大規模小売店も増えてきました。以前はお正月はどこもやっていなかったから、気ぜわしく買いに出かけ、新春の準備をしていたと思います。今では、その気づかいもいらなくなりました。

　第三は、気候の温暖化だと思います。東京地方の１２月の気温は,寒いと感じる５～６度になることはほとんどなく、１５～１６度くらいの日もあるくらいです。耳がちょっと冷たくなるくらいの冷え込みがないと、暮れの感じがしないかも知れません。

　このような仮説を立てたら、検証するのが常道のようですが、皆様のご意見はいかがでしょうか。

ブログで紹介されました

　浅草の風というブログからトラックバックとコメントをいただき、台東区立江戸下町伝統工芸館で開催中の伝統工芸品オークションを記事として取り上げていただきました。

　その上、当店のブログ「浅草小島町の袋物職人の通信局」もブログで紹介していただいております。たいへんありがたく、光栄です。ネットワークのすばらしい一面だと思います。

　大新聞の記者は大抵の場合、取材する場所の地元の人ではないことがほとんどです。ところが、地元の人が運営するブログこそ、その界隈の人でないとわからないこと、知らないことがいっぱいあります。この辺がブログの底力ですし、魅力のひとつだと思います。ローカルエリアブログ、これこそブログの真骨頂です。

参加型メディア

　今年の日経のＩＴ１０大ニュースのトップは、グーグルがユーチューブを買収したことでした。動画投稿サイトのユーチューブが大ヒットしているので、グーグルが一緒にタッグを組みましょうと誘いをかけたんだと思います。

　ＷＥＢ２．０時代の特徴のひとつに、大勢の人が参加してサイトを作り上げるというのがあります。自ら製作した映像を大勢の人に見てもらえることが、多くをひきつける魅力なんだと思います。

　これからも、同じような試みのサイトが増えていくと思われます。大テレビ局も最初はこんなものー、という見方だったようですが、これからはただ事では済まされなくなりそうです。ネットの視聴時間の増加、イコール、テレビ視聴時間の減少だからです。

　視聴率の減少は、テレビ局にとって死活問題です。ライバルのネットを気にするばかりに、フライング気味の報道、放送には十分な注意が必要です。大勢の人に役に立つ内容の充実がいっそう必要です。

冬至のゆず湯

　今日はいわずと知れた冬至です。近くの銭湯では今年もゆず湯のサービスがあります。通常でも銭湯は、家庭のお風呂と比べて体の温まり方が違います。浴場の大きさとか、熱量の違いとかが原因だと思います。

　冬至にゆず湯に入ると風邪をひかないとはご存知のところです。通常の銭湯に薬理作用が加わって、さらに体が温まるのかと思います。

　俗に、ゆずは融通がきくといわれています。そういわれれば、こがね色をしています。確か、風水でも黄色がいいとかいわれています。ゆず湯に入るだけで、こがね色の融通がついたらこんなにいいことはありません。現在、浅草小島町界隈の銭湯は大人４３０円です。それでは、ひとっぷろ浴びてきます。