浅草鳥越の袋物職人の通信局

奨励賞受賞しました

　先ほど、嬉しいお知らせがＦＡＸで届きました。先日陳列に行った、東京の伝統的工芸品チャレンジ大賞の奨励賞受賞のお知らせです。なんと、表彰式、祝賀会出席が実現してしましいました。

　受賞した品物は、姉がデザインした、鹿革のきりばめ模様を施した、もち手つきの合財袋です。カタログ、ホームページなどを通じて、広くお知らせしていただけるようで、有り難いです。

　受賞作品がまだ手元にないので、ブログに写真を載せるのはまだ出来ませんが、戻り次第、ブログで公開いたしますのでご期待下さい。

　２００７年度、いのしし年に向かっての活力源が一つ増えました。「こいつは春から縁起がいいや」と言いたい所ですが、ちょっと早いですね。

ゆず湯の朝風呂

　雨のせいもあって、今日の浅草小島町界隈はぐっと冷え込んでいます。１５時現在の気温も５．９度と冬らしい寒さになりました。風邪にご用心の季節です。そんなとき、こんなものはいかがでしょうか。

　ゆず湯といえば冬至ですが、一足早く、家の朝風呂でゆず湯をやっています。冬至にゆず湯に入ると風邪をひかないと、むかしから言われていますが、その効用はいかがなものでしょうか。

　事実、ゆずなしの時より発汗作用が強まったような気がします。調べてみると、血管の拡張作用があり、血行をよくする効能があるようです。血行が良くなれば、疲労回復になりますし、肩こりもとれそうです。末梢への血行が良くなれば、冷えも改善される理屈です。

　加えて、あの芳香成分です。あのゆずのいい香りが、湯気を通して吸入されることで、気持ちがやすらぎ、癒しの効果もあります。

　皮の部分を料理、調理の味付け用にして、残りはカットして、ごみ用のネットに入れてお風呂用に使えば一石二鳥です。これで風邪をひかなければ申し分ありません。

これから変わると思われるもの３

　少し間があきましたが、提言第二弾(大胆ながら）にひきつづき第三弾です。第一弾もご覧下さい。

　それは、「新聞のサイトがブログと連動する」ということです。例えば、こんな具合です。各地に新聞記者の人たちが数多くいますが、この人たちを含めてさらに取材するプロを増やし、（新聞社が契約したりして）記事をブログに投稿してもらうのです。

　それこそ、百花繚乱、様々な地域で起きている出来事を、ほぼリアルタイムで読むこと見ることが出来るようになります。（取材する人の数が多いほどいいです）それが、各社の新聞のサイトの片すみに入り口があり、閲覧できるわけです。たった今起きた事件がそのブログに載ることもありそうです。結構興味を惹かれそうです。

　ノートＰＣの小型高性能化と、ブロードバンド・ユビキタスネットワーク社会の進展で実現される変化です。

伝統的工芸品チャレンジ大賞

　午後、「東京の伝統的工芸品チャレンジ大賞」の審査が行われる、墨田区横網(横綱ではありません）の東京都江戸東京博物館の展示室へ、出品作品の陳列に行って来ました。

　前回、当店近くの台東デザイナーズビレッジで開催されたのに引き続いて、第２回目になります。今回は、ピッグスエードに鹿革のきりばめ模様を施した、手提げ袋と巾着袋、たばことライターが入り、ふたがスライドしてひき上がるように工夫された腰提げの煙草入れの合計３点を出品しました。

　前回より出品作品が増えており、いずれ劣らぬつわものぞろいです。１２月１４日(木）には、受賞者の表彰式と、祝賀会が行われるそうです。参加したいですねー。

トランス脂肪酸

　Trans Fat(トランスファット）とは、あまり聞き覚えがなく、最初は商品名かと思っていました。日本ではあまりよく知られていないようですが、アメリカのニューヨーク市ではレストランやファーストフード店でのこのトランスファットとやらを規制して、食品の中の含有量を極めて少量に制限するそうです。

　トランス脂肪酸といわれるこの成分、実はたいへん体に良くないもののようです。植物油を固形にする過程で生じるたちの悪い脂肪酸のようです。味付けに使われるのと、日持ちがよいとかで重宝に利用されているようです。

　今まで認められて使われていたものの危険性が新たに判明して、使用が規制されることがいまだにあることには多少驚かされます。まだまだ、気が付かずに危険な目にあっていることがあるのかもしれません。

　最近は、ネットで新しいことを知ることが多くなりました。不思議にそのあとテレビで報道されていたりします。ニュース速報なんかはテレビやラジオのほうが早そうですが、（それも将来は互角になるかも）それ以外はネットのほうが優勢のような気配です。トランスファット、またひとつ勉強になりました。

すしブームのようです

　ちょっと小耳にはさみましたが、中国でもすしがブームなんだそうです。なんでも、たいへんな行列ができるくらい賑わっているそうです。中国のどこの都市だかはわかりませんが、主要などこかの都市での出来事であることは容易に想像できます。

　アメリカ合衆国、ＵＳＡも以前からすしのブームが続いていることは良く知られています。なぜかといわれれば、やはり健康志向のヘルシーな食事を目指すからだと思います。

　魚の脂は、不飽和脂肪酸とかいわれ、動物の脂（魚も動物なんでしょうが、ここでは牛や豚の脂です）より体には良いことが知られています。動物性脂肪をまったくとらないのも問題なんでしょうが、やはりその国民のＤＮＡにあった食べ物は存在するはずです。

　日本人は、古来からお米と魚が主な食べ物だったに違いありません。その代表格がお寿司なんだと勝手に解釈しています。塩分のとり過ぎに注意すれば、まさにヘルシーな食べ物です。長寿の日本人が好んで食べているもの、それに世界の人が注目しているのは当然の出来事だと思います。

情報収集の方法

　仕事の材料手配の帰り道、浅草ＲＯＸ（ロックス）の４階の書店に立ち寄り、立ち読みしていたところ、ＩＴ関連の本でこんな記述に出会いました。

　「インターネット上にある情報は、すでに知られた情報で、Ｂ級の情報である」とかいうような内容でした。たぶん、主要なサイトに載っている事柄を指してのことだと思います。でもそれをいうと、朝刊に載っている情報もすでに知られたもので、Ｂ級になってしまいます。

　確かに、みんなが知っている情報ということには間違いありません。だからといってそれらがＢ級の情報かどうかは、受け手によりけりです。それを受け取る側や特に探している側にとっては情報の重要度がだいぶ異なってきます。

　それと、「ここを掘れば黄金が出てきますよ」なんていう情報があるわけありません。あったとしたら、まず疑ってかかるのが先です。

　情報収集の方法としてまず第一に必要なのことは、「知りたいことはなにか」ということにつきると思います。「求めよ、さらば与えられん！」です。

　その上で、ネットの検索、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌などで関連すると思われる情報を集めることが大切です。断片の情報でも、つなぎ合わせていくうちに、ちょうどジグソーパズルが完成に近づいていくかのごとくある傾向が見えてくるのではないでしょうか。

　こうしてできた情報は、きっとＡ級の情報と言えるのではないでしょうか。「はいこれＡ級情報です」なんて簡単に出てきません。

行列のできる大人気

　任天堂のゲーム機Wii（ウィー）の人気は大変なものです。人気が人気を呼んで、即日完売なんてところが続出です。買って遊んだら、きっと面白くて熱中してしまうかも知れません。

　だいぶ以前に流行ったインベーダーゲームを始まりとして、もはや今のゲーム機はハイテク技術を利用して、シュミレーションの機能をもつほど高度化してきました。一昔前に同等の機能を有するゲーム機があったとしたら、さぞかし高価なものだったのではと思います。それが家庭用で購入できてしまうのですから、ゲームセンターのライバル登場です。

　事前に消費者間でうわさや、評判を立ててもらい、発売日を決めてじわじわと人気を沸騰させていくマーケティング戦術も、これだけの行列人気を作り出す重要なファクターです。

　これからも、ゲーム機は進化を遂げて、家庭用のシュミレーション機としての役割を充実させていくと思われます。たんなる遊びととらえるのではなく、能力開発のできるゲーム機になっていけば、なかなかあなどれない存在です。大人気の源泉はこんなところではないでしょうか。

暖かい冬

　暖冬とはよく言われますが、暖かい冬と言うとなにかおかしな語感のような気がします。それにしても、今日は小春日和の爽やかな一日でした。こんな陽気が１２月いっぱい続いたら、さぞかし暖房費も少なくてすむでしょう。

　こんなことを言えば、当然のことながら服やさんにはどやされます。ここのところ毎年のように冬物衣料の売れ行きが心配されています。いずれは寒くなるのですが、なる時期が遅いのと、寒い期間が短い傾向になってきているようです。

　冬が寒くないと商売あがったりの業種はたくさんあるでしょうから、それなりにちゃんと寒くならないと経済に悪影響を及ぼします。春夏秋冬、四季折々風情がある古来からの日本の自然を真剣に守る姿勢が必要になってきています。「暑い冬」｢暑い春」「暑い秋」、それだけはご勘弁を！

師走

　俗に先生も走ると言われる「師走」になりました。この文字をじっと見ているとほんとに忙しい感じがしてきます。もちろん、先入観も手伝ってでしょうが、習字で大書して壁にでも貼っておいたら落ち着かなくること間違いなしです。うまい字を、先達はあてがったものです。

　そこで、この落ち着かなくなることをうまく利用して、仕事の能率を高める工夫をするチャンスととらえます。それにはまず行動を考えます。それもてきぱきやることが肝心です。てきぱきやることで、知恵もてきぱき働くようになります。要は、行動を変えることで、思考も動くようになるわけです。(でも、交通事故にはご注意を！）

　日本人は、俗に考えてから行動するといわれています。どこかの国の人は、歩きながら考えるといい、またある国の人は、走りながら考えるといわれます。たまには、他の国の人のやり方もやってみる必要がありそうです。