先日お伝えの、次世代高速無線通信の周波数割り当てに関しては、大手携帯電話各社から反対の意見が出ているようです。
特に、KDDIはモバイルWiMAXの実証実験を以前から進めているので、そのあたりからも失望の念を含んだ反発が出ているようです。
新規参入を優先するのは、大手の掌握が進まないという面では良いことです。なおかつ、新規参入会社と、携帯各社が合弁して事業を開始することが出来るという特典つきでこれも良いことかもしれません。
ところで、新規参入の2社には、3年以内のサービス開始を総務省は促しています。率直に言って、のんびりしています。予想では、もっとはやくモバイルWiMAXが始まると思っていたからです。設備の整った大手に任せればもっとはやく始まるのは自明だからです。
電波を、厳正にあずかるお役所であることは知っていますが、それがどのように世の中で使われようとしてるのか、わからないのではと疑いたくなります。それとも、合弁化を促進するために軽くジャブを出してきたんでしょうか。それでも、ちょっと残念な方針発表です。
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