自民党総裁選を明日に控えた、けさのテレビ番組のひとこまです。総裁選候補者が歩く沿道で見ていた女性の1人が叫んだ言葉がまさに現代的でした。
そのひとこと「あっ、テレビと一緒だ!」でした。だいぶ、テレビに毒されていると批判めいたことも言えなくもありませんが、こうしたことはよく見受けられる傾向です。
テレビの画像は、あくまで虚像ですが、その虚像の出来がすばらしくよくなってきたので、テレビで得た画像知識に基づいて現物を見るとえらく感動するようになってしまっているようです。(袋物職人もその傾向です)
またこんなこともあります。ふだん何げなく通り過ぎる近所のラーメン屋さんも、テレビを通して見られたとたん、「この間テレビに出てましたね」と俄然注目を浴びるようになります。(ラーメンの味は以前と変わりませんが)
ということは、テレビはすでに以前から、現物を判断(補完的に)するのには欠かせない役割を果たしているといえます。20世紀の大発明のテレビは、それだけ信用されているわけです。
そこで、当「浅草小島町の袋物職人の通信局」もテレビと同じ信用を得ることが出来るよう、これからも研鑽を重ねてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
「あっ、ブログと一緒だ!」
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