大きな書店へ行くと、店頭には新刊書の山積みをよく見かけます。新鮮な情報を求めている人にとっては、ついつい立ち読みして、中身を吟味して買う、買わないの決定をします。新しい本は常に魅力的のようです。
ところで、こんな読み方はいかがでしょうか。数年前には新刊書で売られていたものを、もう一度読んでみる。もしくは、古い本をもう一度よく読んでみることです。
そうすると、現在の情勢や状況をずばり予測している著者に出会うことがあります。経済評論家の先生方の予測は、割合よくはずれますが、類まれな分析で的確な予測を立てる頭脳明晰な人もいます。
そして、そのずばりの著者を探すためには、過去の本をよく読むことが必要になります。その結果、よく当てている人を見つけたら、その人の分析力はすばらしいと考えて、その人が新刊を出したら買えばいいのではないでしょうか。きっと、じっくりと読みたくなるでしょう。
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