広辞苑の新版が書店の店頭に積み上げられていました。電子辞書の高性能化が進む中、あの分厚い辞典はいまだに根強い人気があります。手軽の持ち運べないあの重厚さが逆に魅力の1つなんでしょうか。
辞典のことで思い出しましたが、以前に投稿した「特長と特徴」に引き続いて、さらに難しい似た語句がありました。
タイトルの「性格と性質」です。早速、広辞苑ではなく、愛用の新明解国語辞典で調べてみました。
性格:1.物の考え方・感じ方や行動によって特徴づけられる、その人独特の性質(の傾向)2.その物事を他と区別する、本質的な特徴。傾向。
性質:1.その人を特徴づける、意志・感情の現われ方。2.その物を特徴づける、特有の性能・形状。
なんとも難解です。辞書を引いて一読すれば理解でき、区別のつく2つの語句ではないことがわかったことが得られたのが成果のような難しさです。
どうやら、この意味の区別は、性格の2.の説明文の「区別」にあるような気がします。それは、「性格」が他と区別した、その人独特の性質であるのに対して、「性質」は区別という前提がなく、純粋にその人の意志・感情の現われ方を意味しており、性格の元のようです。
なんだか、理解しようとしてもはっきりしない超難解なご両人です。よくご存知の方がおいででしたら、コメントいただければ幸いです。
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