きのうのブログで、「予想」と「予測」の使い分けで生じた疑問を受けて今日は解明にあたります。(ブログを書いていると、ついついこういうことを調べたくなります。これもブログの効用のひとつです。)
そこで、早速愛用の新明解国語辞典を引いてみました。予想:前もって見当をつけること、または、つけた事柄。予測:将来の事を前もって推しはかること。また、その内容。 とあります。
なんだか似たようですが、予想は見当をつけるで、予測は推しはかるところがポイントのようです。
これを、袋物職人なりの解釈で、読み方を少し言い換えてみます。予想を予め想うとし、予測を予め測るとしてみました。
そうしてみると、予想は想うことが条件で、予測は測ることが条件ではないかと思います。
今日の朝のテレビ番組では、「桜の開花予想」としていました。そうするとこれは、想い見当を表しているのだと思います。そしてその予想を裏付ける気象庁がスーパーコンピューターで解析したものは「桜の開花予測」とするのが妥当ではないかと思います。
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