工房の奥で仕事をしていると、胸ポケットに入れている携帯電話が圏外となり、つながらないと人から言われていたので工房の入り口近くのフックにぶら提げておくことにしました。電話を携帯していても、つながらないのでは不携帯電話と同じです。
ところが、これがいけません。外出時に携帯電話を工房にそのまま置き忘れてしまうからです。工夫があだとなり、さらなる不携帯状態を作り出しました。
でも、ここであきらめてはいけません。さらにもうひと工夫いたしました。それは、工房の出入り口の戸には、追加でつけたつまみ状の鍵がついています。そこでひらめいて、そこに提げておくことにしました。
これは、名案でした。外出するときには必ずそのつまみ状の鍵をかけるので、当然携帯電話が視界に入ります。これで、ほぼ確実に忘れなくなりました。
簡単なことですが、採用前と採用後では天と地の開きがあります。そんなこと、すぐに気が付かないのは間が抜けていますが、つねに工夫の心がけと注意深い観察は大切です。ちょっとの気づきで大違いです。
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