最近、ウォールストリートジャーナルの電子版が一部を除いてすべて閲覧出来るようになりました。ダウジョーンズ社が発行する経済の専門紙(電子版)ですが、紙で発行されていたものは分厚い新聞で、日本で買うとかなりの高値の花だった記憶があります。なんとなくマニアックな新聞で、ちょっと読むのをあこがれていたことがありました。それが今、無料で読めます。
それは、ルパートマードックの率いるニューズコーポレーションが、2007年にダウジョーンズ社を買収して以来、サイトの無料化がささやかれており、その方針を実現させてくれたわけです。
無料で閲覧できるようになると、サイトを訪れる人が飛躍的に増えて、サイトからの広告収入が増えるわけですが、そんな皮算用は抜きにして読めることはたいへんいいことだと思います。
さらに、現在アメリカ合衆国は、サブプライム問題から端を発した金融危機に、ある試算で1兆ドル(約107兆円 今日のレートです)が必要だそうです。2007年のアメリカの国家予算が2.7兆ドルですからその凄まじさがわかります。一体全体これからどうなるのか?
そんな時、ウォールストリートジャーナルが読めるわけです。経済の専門紙の電子版ですから、とても難しい部分があります、逆に全部簡単に飲み込めたらそれは天才ではないかと疑ってみる必要があります。
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