タイトルのあとに続く言葉は、「要注意」と入れてもよさそうです。
アメリカのエンパイア・ステート・ビルディングは摩天楼としてニューヨークであまりにも有名です。昔の映画でキングコングが登ったビルとの設定にされたことでもよく知られています。
そしてこのビルが竣工した1931年は、世界恐慌が起きた1929年10月24日の後ですから、恐慌の真っ只中であったわけです。ウィキペディアにも出ていましたが、1940年代までこのビルの部屋の多くが空き室のままだったそうです。
ところで、現代はというと、ついこの間まで超超高層ビルの完成や計画が、各国で花盛りでした。台湾にも101階建てがありましたし、上海にも101階建て、中東のドバイでは確か高さ1,000メートルのビルが計画されています。高いのがみんな好きなようです。
こうして過去の出来事と、現在の出来事を比べてみると、高い建物を競って建てた後は、あまり良くない結果が待ち受けていることが分かります。
高い建物、超高層建築物は景気が過熱しているときのシンボルなのかも知れません。
ですが、たまたまそう一致しただけだよとなるように、今後の政策遂行に是非期待したいものです。恐慌だけはご勘弁を!
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