大臣の与謝野さんが、神妙な面持ちで景気が後退局面に入ったことを伝えていました。戦後最長といわれ、中小企業にはまるで実感のない景気拡大も終息したようです。
政府の発表で、好景気、好景気と言っていたここ数年間の下町の景気は、悪いですねー、悪いですねー、だったわけです。
そんなわけかどうか定かではありませんが、中小企業に対する支援策は後手にまわり、厳しい経営環境を過ごしてきたわけです。
そこへもってきて、今回の景気終息宣言とはあまりにも殺生です。ところが、ちょっと待って下さい。
景気が後退し始めたと政府が認めたことは、ここでやっと後手にまわり続けていた中小企業に対する支援策が始まることを意味しています。
そうすると、来年からの中小企業の業況は回復し始めるのではないでしょうか。優秀な技術力を誇る中小企業に潤沢な資金が回ることにより、丑年の来年は景気回復元年になるでしょう。
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