日経産業新聞に、世界最大の小売業、米ウォルマート・ストアーズの好調さを伝えるニュースが出ていました。
そして、この好調さのけん引役が、アメリカ大統領選挙のさなかにどこからともなく言われはじめた「ウォルマート・ママ」といわれる世帯年収75,000ドル以下の主婦層だそうです。
メーカー品をとことん安く売る戦略と記事には出ていますが、例えばコンパック製の15.4インチのノートパソコンが年末商戦で298ドル(約28,700円)と信じられない破格値です。
ところでこの風景、規模こそ違え、日本でもかつて城山三郎さんの「価格破壊」のモデルになったスーパーダイエーに似ています。
その当時、「いいものをどんどん安く」をスローガンに庶民の味方をしてくれた有難い存在でした。
ということは、これからは日本でもスーパーダイエーが大活躍したころに時代は戻り、新たなヒーローとなる小売プレーヤーが登場してくるかも知れません。
日本の場合は「~マート・ママ」なんでしょうか。
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