ホンダが先ごろ売り出した、新型ハイブリッド車の「インサイト」が発売前の予測の5,000台の売り上げをはるかに超えて、18,000台の受注だそうです。
200万円を切る価格のハイブリッド車なので、これは売れそうだなと思っていました。案の定、値ごろでいい車で、おまけにエコロジー感覚を満たしてくれるとあっては当然の成り行きです。
ハイブリッド車は電気自動車に移行する間のつなぎ役のように言われていますが、そうでもなさそうです。
昔、グリコのキャラメルは「1粒で2度おいしい」というキャッチフレーズでした。最初はなめて味わい、そのあと噛んで食べると違う味がするからです。
ハイブリッドもこれと似ているような気がします。低速は電気で走り、中速が併用、そして高速ではガソリンエンジンのパワフルさを味わいます。まさに「1台で2度おいしい」車です。おまけに、その間に充電もしてくれるようです。
国内では、車の需要はバブル経済をピークに年々減少し、その上にこの経済でさらに売り上げ台数が減っています。
そんな中、この売れるインサイトは一つの道筋を表しているようです。これからもっと、エコカーに対する減税処置を講ずれば、さらに売れるような気がします。
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