オイルショックの時の洗剤、トイレットペーパー騒ぎに似て、今回はマスク騒動が起きてしまったようです。
先行きが不透明な出来事が起きると人々は皆不安になります。特に今回は未知のウイルスとの遭遇なのでなおのことです。
ところでマスクは、風邪をひいている人が他にうつさないための目的が主のようで、マスクをしていればウイルスを防御出来て安全かといえばそうでもなさそうです。ウイルスは目からも入ってくるようです。
やはり、手洗いとうがいの励行、そしてなるべく人込みを避けるというのが基本ではないでしょうか。
先ほど、ニュースを見たら、石原東京都知事が少々騒ぎすぎでは、とのコメントを出したようですが、袋物職人も最初の検疫のあのスタイルを見てからちょいとオーバーではと思っていました。
ですが、こうとも解釈出来そうです。それは、今回の新型インフルエンザは弱毒性ですが、感染力は強力です。ですから、これを将来発生が予想される強毒性のウイルスに見立てて対処すればその時のいい備えですし実地訓練ともなります。
検疫体制はどうしたらいいだろうかとか、医療現場の備えの不備はどこだろうかとか、連絡体制に不備はなかっただろうかとか、いろいろな現場でいろいろな人が点検できる絶好のチャンスでもあります。
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