今日の日経新聞に、財団法人伝統的工芸品産業振興協会の調べで、伝統的工芸品の国内生産額が1990年のピーク時から2006年度にかけて3分の1に減ったとのショッキングな記事が出ていました。
その記事内に棒グラフで年度ごとの生産額が表示されているのによれば、1990年度にはおおよそ5,000億円であったものが、2006年度ではおおよそ1,800億円、そしてその傾向が2007年度に入っても続いているとのことです。
しかし、それにしてもたいへんな落ち込みです。袋物職人も、台東区伝統工芸振興会に所属しているので、このニュースはたいへん身近に感じられます。
記事では、生活様式が和風から洋風に変わったことが主因とかでていましたが、それはもうすでに以前から言われていることですから、景気後退の影響がかなりのウエイトを占めているのではないでしょうか。
全国各地の伝統的工芸品の産地では、低迷している国内だけではなく、外国向けの新たな製品の開発が始まっているようです。ここは一番、みなさんで盛り上げていきたいところです。
そこで、こちらも負けじと新製品の研究、開発に努めないといけません。リサーチ&ディボルプメント(研究と開発)これがなにより肝心になってきました。ピンチの後にはチャンスが来る!
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