この間の朝のテレビ番組で知った千葉県山武(やまたけ、かと思っていたら、さんぶでした。失礼しました)の海水をかけて育てたねぎにきのうの晩近所のスーパーでお初にお目にかかり、さっそく買って試食しました。
得意の湯豆腐の薬味に、おろしショウガとともに刻んでふんだんに使いました。当然、よく冷やしたアサヒスーパードライがお伴です。
感想はというと、なによりもそのシャキシャキ感でしょうか。それと、海水をかけて育てるので、通常のねぎよりミネラルが豊富のようです。それもその食感につながっているのかも知れません。肝心のお値段は198円と普通のねぎとほとんど変わりません。
えー、ついでにこのねぎの生まれた物語が包装してあるビニール袋の裏面にあったのでご披露します。 いわく
「海っ子ねぎ誕生物語」 平成14年10月、千葉県の西を通過した台風21号は大量の海水を含んだ潮風台風として九十九里浜の野菜処、山武の野菜畑にひどい塩害をもたらせました。しかしこの時、ねぎだけは被害がありませんでした。しかも掘って食べてみると、いつもより美味しいねぎに仕上がっていたのです。「もしかしたら海の水とねぎは相性が良いのでは・・・!?」 そう思ったねぎの生産者たちは翌年から畑のねぎにせっせと海水をかけ始めました。「うーんやっぱりおいしいぞ!!」 こうして九十九里海っ子ねぎが誕生しました。
なるほど、意外なところから新しい発見が生まれたわけですか、こういうパターンは発明発見によくあるのは不思議です。
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