台東区立生涯学習センター1階にある中央図書館で発見した値千金の掘り出し物の本です。著者が本田技研工業(HONDA)の創業者であることを知らない人を探す方が難しいでしょう。
この本は、昭和38年(1963年)に書かれた、実業之日本社の新書版の復刻版(平成4年刊行)をあらためて、2003年12月12日に愛蔵版として発行されたものです。
この本、よりによって暮れの忙しいときに、なおかつ他の本と合わせて3冊借りたので、返す日が読みかけなのに早くも来てしまいました。(返したらまた借ります)
読み始めですが、文面は本田さんの人柄がぷんぷん匂うようなたいへん内容の濃いもので、まさに指南書のようです。
ところで、この本が書かれた当時の昭和38年、世界の人口は30億、日本の人口は1億と出ていました。
それが現在では、世界の人口は65億に増えています。47年間、おおよそ半世紀で倍以上増えたわけです。これからもっと増えるわけですから、水や食糧、エネルギーがさらに必要になるわけです。
さて、明日返却してまた借ります。すごく魅力的な本です。
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