今日の日経新聞のコラム「春秋」に、今週、東芝が120年間作り続けてきた白熱電球の製造をやめて、今後はLED(発光ダイオード)電球へ。と書かれていました。
この記事、下の欄のコラム内で目立たないとはいうものの、エネルギー利用の新時代の到来を知らせる大ニュースのような気がします。
なにせ、120年間の長きに渡り作り続けてきた製品の製造をやめてしまったわけですから、ちょっと極端ではありますが、トヨタ自動車がカローラを、ホンダがオートバイの生産をやめてしまったことぐらいの衝撃です。
そんな衝撃を引き起こさせたのは、以前もブログしたLED電球です。消費する電力の少なさと、電球の寿命、どちらをとっても白熱電球はかないません。老兵は死なず、ただ消え去るのみです。価格は、出はじめよりは多少下がったもののまだ高価ですが、量が出回るようになると価格も下がっていくと思います。
そういえば、信号機も発光ダイオードへ切り替えるのが進行中でした。もうすでに世の中は、省電力、省エネルギー、CO2排出抑制へと大きく舵が切り替わり始めているのが現象として体感出来ます。
120年が経過して、エネルギー革命と言えるような新時代に突入したとしても過言ではないと思います。
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