ちょっと思いついたのをあげると、公害防止技術、海水の淡水化技術、原子力発電所の建設と運営、水道事業、新幹線などの高速鉄道、光ファイバーや無線通信技術、などなど、まだまだたくさんあるでしょうが、とりあえずこの辺まで。
これらの技術は日本が世界で1位、2位をあらそえる得意の分野です。そして、これからは、こうした技術、知識、知恵を世界中の伸び盛りの国々が最も必要としているものでもあります。
一般的に、日本人の仕事ぶりは、細部まで入念に行うのを常識としているので、これらのすばらしい技術を外国に広めるのは最も適任の国のような気がします。
こんな話を聞いたことがあります。日本人のスタッフが自動車のバンパーの裏側を拭いて磨いたら、現地の外国人に不思議がられたそうです。「裏側は見えないのに何で拭くのか?」そうしたら日本人の人いわく「こういうものなんだよ」と。要は自然にそういう習慣みたいものが備わっていて、そういう行動を取るということでしょうか。
その昔の高度成長時代のころの日本は、外国から原材料を輸入し加工して輸出する加工貿易が得意でした。
そしてこれからは、細部まで入念に行きとどき磨きあげられた、技術と知識と知恵の輸出で世界を席巻するのがこれからの日本です。
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