朝のテレビ番組で、電線地中化についての話題が取り上げられていました。阪神大震災の時、倒れた電柱が道をふさぎ、避難の際の障害になったことも取り上げられていました。
以前に聞いたところでは、戦後の東京の焼け野原の復興を急ぐために、電線の地中化よりもコストのかからず、早く整備の出来る電信柱による配線が選択されたようです。
ところで、番組内でも東京都の電線地中化の計画が映し出されていたので、ちょっとグーグル検索してみたら、意外なことがわかりました。
それは、今までは「電線の地中化」とばかり思っていたのですが、東京都の計画は「東京都の無電柱化」となっていました。
要するに、電信柱が障害であって、それを取り除くと電線は地下に移して通すことになります。ゴチャゴチャの電線も電信柱もともに景観を損ねて邪魔なんですが、電信柱を中心にする考え方もありだったわけです。(そういえば、上に大きなな変圧器もありました)
普段、街中を眺めると広い幹線道路などは電線の地中化、おっと違った、無電柱化が進んでたいへんすっきりとした感覚になります。
まだ、横丁に入ればゴチャゴチャが目に付きますが、上記のサイトを見ると、東京では現在も無電柱化が進行中です。
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