この英エコノミストの記事は、ユーロ安で輸出が絶好調のドイツの好況を伝えるものです。見出しのターボチャージドは、ターボチャージャーという、自動車のエンジンに混合気を力強く送り込み馬力を増強する装置から来ており、日本語では過給機と呼ばれるものです。「ターボチャージャーの付いたドイツ」とでも言えばいいでしょうか。(ドイツの成長率は年率換算で9%だそうです)
もともとドイツは、最近、中国に抜かれるまでは世界第一位の輸出大国だったようです。日本も世界第二位の経済大国ですが、輸出額ではドイツの半分ほどだそうです。
そのドイツが、さらに通貨安の恩恵と、中国の富裕層がベンツやBMWなどの高級車を買ってくれるので好調に「絶」の文字が加わるのではないかと思います。
その反対に、日本では85~86円台の超円高で輸出産業は苦境に陥っています。資源やエネルギーの輸入に関してはメリットは大ありでしょうが、いっせいに買いだめに入るわけにも行きまん。
この夏の、猛暑、酷暑が去ると同時に円高も去ってくれれば有り難いですが、経済学者の榊原先生の説ではまだしばらく続くそうです。「夏と共に去りぬ」ならいいのですが・・・。
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