以前読んだ大倉喜八郎の著書のなかに、こんな言葉があったように記憶しています。「機械もよく動かしていると油かすがたまるように、人間もよく働いているとお金がたまる」だったかと思います。大実業家の経験に基づいた名言だけに重みがあるのは確かです。
しかし、これを今現在に当てはめるとどうでしょう。よく働きたいのはやまやまだが、働き口や仕事がないのではそもそも上述の名言も生きてこない可能性があります。
仕事が山ほどあり、それを適切に処理してよく働けば間違いなく収入は上がります。昔は夜なべなど当たり前なほど仕事がたくさんあったことも事実です。
では、大倉喜八郎さんの名言を現在でも有効に復活させる方法は何かあるのでしょうか?それはきっと、なーんだそんな事か、と言われること、すなわち、新しい仕事を考えることです。
非常に単純な一言ですが、実際に考えるとなるとたいへん難しく、奥の深いものです。ですが、それをみんなでよーく考えてつくり出すことです。それが必ずあることは、すでに歴史が証明しています。大倉さんがきっと「ほら、目の前にあるだろう。よく見てみなさい!」と言っていそうです。
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