中国の古典の「荘子」の中の養生主篇 第三の二に、庖丁(ほうてい)の話があります。庖(ほう)は料理人の意味で、丁(てい)が人の名です。要は、料理人の丁さんということでしょうか。これがすなわち、現在日本語でも盛んに使われている包丁の語源のようです。
さて、その庖丁さん、魏の文恵君という王様の前で、牛を物の見事にさばくわけですが、あまりの見事さに文恵君がひどく感動する場面が描かれています。まさに達人の領域なわけです。
ところで、このお話しにもあるように、道具(ここで言えば包丁ですが)はその使う人の熟練度に応じてその真価が発揮されることが分かります。
さて、そんなこんなで袋物職人も庖丁さんのように、デジタルツールの数々を達人の領域で自由に使いこなしてみたいと日夜励んでおります。がしかし、そんなことはもとより夢のまた夢。気張らずに、そこそこ、便利なITツールを満喫させていただきます。それにしても、どんどん楽しいものが出てきます。
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