関東甲信の今年の梅雨入りは早かった上に、さらに本土上陸の可能性もある大型の台風2号が近づいています。
衛星画像で見ると沖縄のあたり一帯が大きな台風の雲の渦の中に巻き込まれ、日本列島全体もすべて雲に覆われています。
台風の被害だけでも心配なのに、加えて今年は福島の原発事故の処理の真っ只中です。そこで一番気になるのが、地下やトレンチという溝に溜まっている放射能汚染水です。
なぜかといえば、もし大型の台風が福島原発を襲えば、荒れ狂う風雨の中、再び汚染水が大量に流れ出てしまう可能性があるからです。
これまでにも、その汚染水が大変残念なことにすでに海に大量に放出されてしまい、大規模な海洋汚染を引き起こしてしまっています。
今日のニュースでも、沖合の海底の土を検査した結果、放射性セシウムで汚染されていることが判明しています。
もうこれ以上海洋汚染を続けるわけにはいきません。しかし、当然のことながら、人間には台風の進路を自由にコントロールするすべはありません。
おそらく、いま現場では台風に備えてこれまで以上に緊張を強いられ、対策に頭を悩ませていると思います。台風よ、それて下さい!その一言祈るばかりです!
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