梅棹忠夫さんの「知的生産の技術」を読むと「発見の手帳」というのが出てきます。ウィルソンの霧箱で日々飛んでくる宇宙線を捕らえるがごとく、日々時々刻々にひらめくアイデアをその手帳に記録しておくそうです。
思いついたらなんでもいいから、とにかく素早くメモをしておく、たぶんそんなところではないかと思います。これをこまめに着実に実行し、さらにそれを整理してあとで見返す習慣を付けたなら確実に効果が上がること間違いなしでしょう。
以前に書店に並んでいた本でロディアというメモ帳があることを知り、さっそく自分専用の革製特製ロディアケースを造ろうと思い立ったものの、どうしても自分で使うものは後まわしになり、残念ながらまーだ具体的な形にはなっていません。完成したあかつきには、それを是非「発見の手帳」として使ってみます。それまでは、カレンダーを切り刻んだメモ用紙とスマートフォンに入れてあるアプリのスプリングパッドで対応しています。
やはり、すばやく書くのに適しているのはメモ用紙です。出先ではスマートフォンでメモや写メモが出来ますが、素早さの点と、ペンで書き込むアナログ性がなんともいえません。
「日々是好日」という言葉がありますが「日々是メモ日」と決めてとにかくコツコツとまめにやって行く、これが成功の秘訣であることは、その昔カメさんから大勢の人が教わりました。
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