アナログからデジタルに(すべてではないけれど)移行したもので一番先に思いついたものは、ワードプロセッサーです。その昔、NECの文豪ミニとか富士通のオアシスとかたいそう評判をよび、マイクロソフトのワードが登場するまでかなり重宝されていたのではないでしょうか。手書きで原稿を書く作業がなくなるわけではありませんが、相当に効率化が進んだかと思います。
さて、その次に(あくまで個人的な知識に基づいた私的なランキングです)思い浮かんだものは、電子メールです。手書きの手紙やハガキも今だに重要な位置を占めていますが、結構影響を受けたのは間違いなさそうです。さらに言えば、その電子メールでさえ、ソーシャルメディアに一部その地位を明け渡しているようです。
3番目は、アルバムではないでしょうか。豪華で大きく重いアルバムに、紙焼きの写真を整理して貼りつけたものは、今でも価値は大ありで、貴重な記録です。それが今では、クラウド上に保存出来るようになり、大勢の人にも見てもらえるようになりました。
4番目に思いついたのは、以前はたいへんな労力と根気を必要とした新聞の切り抜きです。日本の新聞社のサイトの記事はいずれリンク切れをおこすのでコピーして保存しておく必要がありますが、外国の記事はたぶん相当長い間リンク切れなしで利用出来ます。カテゴリー分けして保存しておけば、あとでデータとしてかなり役に立つはずです。
5番目は、電子書籍でしょうか。これなどはまだ始まってから日が浅く、すべて紙の本に取って代わることもないと思いますが、大量の本をデジタル化して小さな端末に保存しておけるので利用の仕方でこちらも重宝でしょう。(個人的には紙の本が好きですが)
さてさて、5つ列挙してみましたが、まだまだあるでしょう。ブログを書きながら、ない知恵を絞って頑張ってみました。ですが、一度このように課題を与えて脳を働かせ始めれば、意識の下に留め置かれ、何事かの時に思いつくに違いありません。明日の朝起き抜けに何がしかが思い浮かぶやも知れません。
こうして、アナログからデジタルに移行したものを調べていけば将来のデジタル社会のヒントが得られるかも知れません。
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