このことわざは、孔子のお弟子さんの顔回の聡明さについて述べたもののようです。
こうした超人的な天才には普通なれないにせよ、現代のデジタルツールをもってすれば、誰でも少しずつその聡明さに近づけるのではないか、そんな仮説を立ててみました。
一を聞いて十を知るという顔回の才能は、1つにその頭の中に格納されているずば抜けた知識の量ではないかと思います。1つ聞いた情報から今後起こり得るあらゆる展開を述べることが出来たらさぞかし素晴らしいことかと思います。
例えば、普通の人は、本を10冊1度ずつ読んでその内容をすべてそっくり内容を暗記して長い間保持しておくことはまず不可能でしょう。ところが顔回さんは(想像ですが)そんなことが出来てしまう、そんな大脳の持ち主だったのかも知れません。
そこで、先に立てた仮説ですが、それを実現する方法は、今まさに発展しつつある数々のクラウドコンピューティングではないでしょうか。
そのクラウド上にある情報やデータの数はさすがの顔回さんでも驚くすさまじい量です。そして、それを上手く組み合わせて利用するこの一言につきるのではないでしょうか。
目的別に自分でこまめに集めた情報や知識を保存しておくことも必要ですし、同じ関連で他の人が調べた情報や知識も自由に使い自身のものと参照し合うことも可能かと思います。
さーて、皆様、顔回さんを目指しましょう!
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