先日もニューズウィーク日本版の記事をツイッターでもご紹介しましたが、ここへ来てまたさらにその上昇率が高まっているとロイターが伝えています。
以前から、中国料理には欠かせない油の価格が上昇していたのは周知の事実ですが、さらに、このところ中国の人の大好物の豚肉価格も高騰しているようで、一般家庭の台所は火の車ではないでしょうか。
こうした場合、日本ではテレビで必ず街角インタビューかなにかで街行く人を取材しますが、中国はお国柄でそれはあまり伝わってはきません。
ところで、インフレーションが過度になってきた場合に当然とる政策は金融の引き締めです。貸し出し金利を高める一方で、預金利率を引き上げるので市中に出まわってだぶついているお金を回収するんだと思います。
そうすることで、国民生活に直接打撃を与える食料品の価格の沈静化を図れるはずです。ですが、一方でバブル状態にある不動産価格にも間違いなく影響があるはずです。
中国当局はうまい舵取りで経済のソフトランディングを狙っていると思われますがいかがでしょうか?日本経済にも多大な影響を及ぼすはずですので気がかりです。
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