「スマホが人間をダメにする」と題したこのニューズウィークの記事はなかなか考えさせられてじっくりと読んでしまいました。
以前、通販かなにかのテレビのCMで小売店にいるお客さんが「見てるだけ~」というものがありましたが、その当時は今ほどスマートフォンに代表されるようなデジタル機器は発達していなかったので、記事のような現象も顕著ではなかったようです。
特に、最近のスマートフォンは機器自体の高性能化に加えて、便利なアプリのおかげで、いろいろなことが出来るようになりました。でも、だからと言ってなんでもかんでもやってしまうとそこに問題が出てくるのは当然です。
例えて言うなら、高性能な自動車で公道を制限速度を超えて走り回るのに似ています。やはり、そこには守らなくてはならない規則、ルールがあるので意識して守るようにするほうが賢明です。
あくまで機械を扱う主人公は人間ですから、その便利さに従ってその機能を振りかざしてはいけないと思います。
この記事を読んで、かく言う自分もこうして人に迷惑をかけてしまわないように改めて点検する必要を感じました。知らずにうっかりなんてのもありますから・・・
ところで、これとは別なことですが、最近スマートフォンを食い入るように見つめて歩道を行く人を見かけますが、あれ危ないですよね。画面が大きくなった分、そこに表示出来る情報量も増えるので注目する時間も長くなるのかも知れませんが、それに比例して事故を起こす確率も増えるのではないでしょうか。
機械を使っているつもりが、実は機械に振り回されて、自身を危険にさらしてしまうのでは、元も子もありません。
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