半チャンラーメンは発明ですね

半チャンラーメン（半チャーハンとラーメン）で代表されるセットメニューは隠れた偉大な発明ではないでしょうか？街中の中華屋さんであまりにも見慣れすぎているゆえにその偉大さに気が付かないのかも知れません。（当たり前過ぎて気づかずに受け入れてくれて、ついつい半チャンラーメンを頼んでしまいますね）

何が偉大かと言いますと、まず人の食欲をうまく刺激して、少々割高の価格を喜んで受け入れてもらえるところかと思います。

仮に単品でラーメンが５００円、チャーハンが４５０円だとすると、それぞれラーメンだけ、チャーハンだけでは物足りなく、かと言って両方頼むと９５０円と昼飯の予算オーバーです。

そこで、お店側はチャーハンを半分にして、ラーメンと合わせて７５０円で提供するのです。そうすると、少々割高になるのですが、両方食べたいという食欲という人間本来の欲求に打ち負かされて、納得してこの価格を支払って食べてくれるのです。

こうして、お店側も売上アップ、お客も満足いく Win-Win（ウィンーウイン）の関係になります。

ところで、中華屋さんに限らず、こうしたセットにするアイデアというのは結構方々で見受けられる発想では基本の部類に入るのではないでしょうか。次回ブログでは、こうしたセットのアイデアに焦点を当てて考えてみたいと思っています。