将来、世界的なユビキタスネットワーク社会が実現しそうです

先日のブログに、イリジュームの衛星Wi-Fiについて書きましたが、今度は地球全体を覆う無料の衛星Wi-Fiの構想があることを知りました。

最終的には数百機の小型の人工衛星を打ち上げ、地球を無線Wi-Fi通信網で覆い尽くす計画のようです。言ってみれば、通信会社の３GやLTEに依存しない、将来は低価格になると予想されるWi-Fiのみのスマートフォンさえあれば、世界中の誰でもが、どこでもインターネットを無料で利用出来るようになる夢のようなお話で、究極のユビキタスネットワーク社会の到来となりそうです。

ところで、ついこの間、フェイスブックがチャットアプリを提供するワッツアップを１兆9,000億円という巨額で買収するというニュースがありました。利用者が４億５千万人と２位のLINE３億５千万人を上回る対話アプリ提供の最大手です。

さて、この２つのニュースを合わせて考えると将来面白いことが見えてきます。それは、ベースになる世界的な無料の無線インターネット網と無料のチャットのネットワーク、そしてハードウェアである低価格のWi-Fiのみのスマートフォン、これらが揃えば、世界中の津々浦々の人々が廉価でインターネットの恩恵を受けられることになります。

もしかして、フェイスブックのザッカーバーグさんには「そんなことはとうにお見通しでぇ～」といわれるかも知れませんね。