お正月は駆け足で過ぎ去り、もうあしたから2月になります。節分を過ぎれば今度はひな祭り、と月日はどんどんめぐって行きます。ほんとこのはやさには圧倒されますが、なんとか対応していかないといけません。
ところで、若い方は経験ないかも知れませんが、その昔、皆さんせっせと新聞の切り抜きなる情報収集をしていたのをご存知でしょうか。
気になった記事を切り取り、貼り付け整理してファイルを作り、各種情報の変化を察知しようと骨を折っていました。今では超アナログな情報収集方法でしょうが、労力に比例してそれなりに効果の上がったこともあったと思います。
さて、時代は流れ、インターネットというあらゆる面に革命をおこしつつある怪物が登場して以来、そんな超アナログな情報収集に変わり、記事や情報をクラウドに無料でいくらでも保存して後に閲覧することが出来るようになりました。また、検索を使えば、関連するかつての記事、情報も簡単に閲覧することが出来ます。
そして、個人的に意外に重要だと思うのが、5年とか10年とか前の過去の記事を閲覧することです。なぜかと言えば、各種研究などは発表されてから現実のものになるのにおおよそ5年から10年を1つのサイクルとしているのではないかと思われるからです。もちろんもっと長いスパンのものもあるでしょうがだいたいそのあたりだと思っています。
そうすると、これこれはそろそろ研究などにめどが付いてくる頃かなとか、実用化が近いかなとか考えることが出来るでしょう。さらには、過去の識者の展望などです。5年前、10年前に述べていたことの当たり外れでその識者の信頼度がぐっと上がることでしょう。そうして、注目の識者を選んでファンになることもあるでしょう。
実は、昔の新聞の切り抜き情報収集法は、デジタルに形を変えて脈々と続いているすばらしい方法だったようです。それも簡単に!です。
最近のコメント