« 2012年3 月 | メイン | 2013年9 月 »
素材は牛革ヌバック黒にて、家紋入りの合財袋 中サイズ(たて25センチ、よこ19.5センチ)を造りました。紐通しはプラスチック製のコキを使用し、紐はレーヨンです。正絹も承っております。
また、家紋入れは、1本針のミシンを使った、手振りという昔ながらの手わざの技法を用いて丹念に刺繍いたしております。
特に複雑な家紋を除いて、お誂えにてお造りいたしますのでお気軽にお問い合せ下さい。
TEL 03-5820-3987 メール [email protected] までどうぞ。
前のブログでご紹介の梵字キリークを、手振りという手技のミシン刺繍で(手技の素晴らしを動画にてご紹介する予定です)牛革に入れた合財袋をさっそく仕立ててみました。大きさは縦29センチ、よこ22センチの(大)のサイズです。
こちらで今後ご紹介する7種の梵字は、干支に対応した守り本尊(千手観音菩薩、虚空蔵菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、勢至菩薩、大日如来、不動明王、阿弥陀如来)を表していますので、常にこの合財袋を携えていただけばお守りになるわけです。干支に対応する守り本尊の梵字はグーグルの画像一覧をご参照下さい。 また、東京浅草の浅草寺の影向堂(ようごうどう)には上記の守り本尊とその由緒が説明されておりますので、浅草寺にお越しの際は是非ご覧になって下さい。
守り本尊に見守られた、一切合財入る合財袋、お1つ提げてみてはいかがでしょう。
阿弥陀如来、千手観音菩薩を表す梵字のキリークを金色の糸で、牛革スムース(表面がヌバックと違い起毛していないものです。通常の牛革とお考え下さい)に手技の手振り刺繍にて入れてみました。干支で言うと、子、戌、亥に対応いたします。
他の革の色と糸の組み合わせの展開も考えておりますが、特にこの黒革に金色の糸で梵字を刺繍しますと、なにやらデザインされた模様のように感じられ、いい雰囲気が表現されます。合財袋でまず製品化してみますが、ショルダーバッグに仕立てても良さそうです。さすがは、古代インドを発祥として、日本に渡り、最澄や空海以降長い間受け継がれてきた重みがひしひしと感じられます。梵字の成り立ちのご説明はこちらにあります。
鹿革の1つ提げ煙草入れです。うちの小銭入れが、ぴったりサイズです。煙草入れ以外の小物入れとしてもご利用頂けます。人目を引く粋な品かと思います。