浅草鳥越の袋物職人の通信局

都庁３日目

　青空を背景に浮かび上がる東京都庁です。なかなかの一枚です。今日は暖かい一日でした。何せ、帰りの地下鉄大江戸線にはクーラーが入っていました。朝晩は冷え込む、東京地方ですが、まだ何日かは暖かそうです。

　下は実演風景を、撮ってもらいました。初日にこれをもってくるべきでした。そういえば、今日は浅草鷲神社の酉の市でした。一の酉です。二の酉の２１日には、浅草のひさご通り「台東区立下町伝統工芸館」で午前１０時から夕方５時頃まで、実演販売をしておりますので、ご都合よろしければお立ち寄り下さい。

都庁３２階より

　都庁第一庁舎３２階の職員食堂から、下の新宿中央公園を撮影しました。公園の木々も色づき始めてます。今日も天気がよく、見晴らしは良好でした。遠方はもやがかかり、残念ながら富士山までは見えませんでした。今日は、エレベーターが３２階までノンストップで、耳にツーンと来ましたが、速かったです。

　実演場所を掲載する予定でしたが、うっかり撮影し忘れました。明日ご紹介する予定です。来場者は、やはり去年より外国の方が増えている印象です。さらに、多くの外国の人たちに、日本のこと、伝統工芸のことを知っていただくために、実演明日も頑張ります。

実演初日

　都庁観光情報センターの正面です。実演場所はこの右手になります。東京都の物産品のおみやげ売り場がとなりにあります。去年も出展したのですが、外国人の観光客（有り難いですね）が少し増えたような気がします。観光センターの案内の女性は英語が堪能です。長々と英語で（発音もきれいです）説明するんですから驚きです。それと、年配の女性で中国語、韓国語の案内のボランティアの人が、常時つめています。行き届いてます。

　それと、耳寄り情報です。３２階に職員食堂があるんですが、一般の方もＯＫです。高層へ上がる、オレンジか赤の表示のエレベーターで３２階へ、速いですよ。見晴らしもいいです。また後ほど、写真でご紹介します。ちなみに、今日はジャンボラーメン醤油味、５１０円を食べました。量も十分です。お味のほうは、五つ星ランクの３．５というところでしょうか。それではまた明日頑張ります。

搬入完了です

　浅草小島町界隈は、午後４時前から雨が降ってきました。もうこれからは、一雨ごとに寒さが増してくると思います。カレンダーを見ましたら、あす１１月７日は暦の上で立冬です。

　先ほど、２時ごろ都庁に商品、作業台などを搬入しました。いよいよ明日から都庁観光情報センターで、５日間の伝統工芸実演が開幕いたします。当店近くの地下鉄大江戸線新御徒町駅から一本で都庁前まで２０分ほどで到着するので、大変便利な仕事先です。

　それでは、明日以降、ブログ「都庁実演バージョン」（仮称）でご報告させていただきます。忘れずに、デジカメ持参です。

　

都庁実演の準備

　いよいよ月曜から、都庁観光情報センターでの実演です。本日はそこで実演する材料の事前準備で結構忙しい一日でした。やはり忙しいのが一番です。５日間、実演する分量の仕事ですから、あれやこれやといろいろと考えて揃えます。仮設の仕事場とはいえ手抜きは出来ません。出来る限り仕事と商品の紹介をしないといけません。

　明日、日曜日午後から搬入です。作業台、道具類、半天、展示する商品、カッター台などのこまごまとした備品類などを、車で運び、飾りつけは月曜の朝からです。スケジュールにつきましては、当店ホームページでご案内してありますので、そちらもご覧いただければ幸いです。

　展望台エレベーター乗降口のすぐ近くで、リアル（現物）の袋物職人と象牙職人が実演しますので、ご都合よろしい方はお立ち寄り下さい。

記念品の名入れ巾着袋

　朝の九時半から浅草雷門前の観光センターに展示品の飾りつけに行ってきました。正面から入って左寄りの突き当たりに、台東区伝統工芸振興会のショーケースがあります。二ヶ月ごとに六業種の作品が入れ替わりで展示されます。今回は、銅器、版画、袋物、銀器、象牙、手植えブラシです。浅草にお立ち寄りの節は、ひさご通りの「ギャラリー匠」と合わせて、のぞいてみてください。

　夕方からつい先ほどまで、記念品の巾着袋の名入れをしました。製品になる前の、裁断した状態の革に名入れをします。箔押しは（金属の版で熱押しして名入れなどを行うことです）完成品に入れることが出来ますが、今回のものは、シルクスクリーン印刷のため、裁断した判での状態で入れるのがやりやすいです。数は６０本ほどですが、１１月７日からの都庁観光センターでの実演の仕事にもなりますので、準備に精が出ます。

　なお、数量に関係なく、名入れの記念品の袋物のご相談も承りますので、ご遠慮なくお気軽にお問い合わせ下さい。お問い合わせだけでも、大変うれしいです。

紅葉シーズン

　テレビのニュースで紅葉のことがよく取り上げられて、場所によっては一番の見ごろのようです。紅葉（こうよう）とは、かえでが赤く色づいた、もみじのことと思っていましたら、もっと広い意味で使えるようで、木々の葉が赤や黄色に色づいたものを紅葉（こうよう）というそうです。（新明解国語辞典より）

　また、葉が黄色く色づくこと（例えばイチョウ）は、黄葉（こうよう）というそうです。そういえば、木々の葉の赤く色づくものと、黄色く色づくものとが、秋晴れの突き抜けるような青空のもとでおりなす美しい調和は、見る人にとって、自然の最高の贈り物です。ですから、両方を使うと紛らわしいので、代表して紅葉（こうよう）でしょうか（これは袋物職人の仮説ですが）

　藤井袋物店も、古くからの日本人の四季おりおりの美的センスの良さをよく学んで、袋物製品のデザイン、品質向上に努めてまいりますので今後ともよろしくお願い申し上げます。

たばこと塩の博物館

　渋谷公園通り、パルコの近くにある｢たばこと塩の博物館」へ行ってきました。渋谷駅ハチ公口から歩いて１０分ほどの所にあります。デザイン担当の姉と二人で温故知新の目的で見学して来ました。最近、ホームページのトップﾍﾟｰｼﾞの更新も手伝ってもらっていて、大変助かってます。

　１１月６日まで、４階の特別展示室で｢とんこつたばこ入れ」の企画展が開かれていました。「とんこつ」と言っても「豚骨」ではありません。こつこつと硬い素材で作られているたばこ入れという意味のようです。展示品の数の多さもさることながら、精緻な木彫が施されていたり、籐で編まれていたり、竹の筒をキセル入れに細工したりと見ごたえ十分で、一見の価値はあります。

　２階、３階はたばこと塩に関する展示がされていました。ジオラマ（小型模型）あり、実物大の人形を使って、江戸時代のたばこを売る商店の風景あり、３０年か４０年か前のたばこやさんの店先の建物もあったりして面白いです。その店のなかに昔の形のテレビが置いてあり、その頃の渋谷界隈の映像が流れていました。店をのぞきこむと、おばあちゃんの声で「いらっしゃい・・・云々」と流れてくるのもなかなかいいです。

新料金プラン申し込み

　朝晩冷え込むようになって来ました、浅草小島町界隈です。昨日の晩などは、ちょっとぶるっとくるほどでした。風邪を引かないように注意しています。早めのインフルエンザ予防接種がよさそうです。効き目が出るまで、１０日くらいかかるそうですから。

　今日、携帯電話の新料金をネットで申し込みました。自動で切り替わるわけではないので、申し込みが必要だそうです。ちょっと不便さがあります。申し込みサイトもいろいろに書かれていて、最初わかりにくさがありました。

　年内を目標に、ＦＯＭＡに変更して、新年度は出張先からのブログ三昧を構想しております。さらに将来は、高速携帯電話とビデオポッドキャストで出張先の袋物製作実演中を画像でお伝えする構想も練っております。一昔前では考え付かなかったことが、現実化しそうですから驚きです。浅草小島町の袋物職人の通信局からでした。