浅草鳥越の袋物職人の通信局

見慣れが問題

　いま袋物職人がかけているめがねは、今や主流となっているレンズの小さい、細身のめがねです。以前は、レンズ、ふちとも大きいめがねをかけていました。確か、その前あたり、女性の間で大きなトンボのめがねみたいのが流行っていました。

　きっと、今それをかけて町なかを歩いたら注目を浴びそうな代物でしょう。「流行」は、物事にたいていつきまとう現象のようです。

　では、なんで流行が起きるのか、袋物職人の少ない頭なりに考えて見ました。それは、「見慣れたから」ではないでしょうか。

　もう２０年近く前になりますが、所属している「江戸の伝統工芸協同組合」主催で、オーストリアのウィーンに行きました。袋物職人には、これが初めての海外旅行でした。

　それこそ、見るもの聞くもの初めてづくし、なかでもシェーンブルン宮殿の壮大さとその建物の美しさには感動しました。

　でも、ちょっと待ってください。きっと、その近所に住んでいるオーストリアの人にとっては見慣れた建物です。子供のころから、数え切れないほど見ているに違いありません。ちょうど、京都、奈良、浅草の近所に住んでいる人と同じようにです。（ここで類推を使ってます）

　その反対に、オーストリアの人が初めて浅草へ来て浅草寺を見たら、きっと袋物職人と同じ感動を体験するに違いありません。

　そこで、「見慣れたから」違うものが見たくなる。これが流行を生み出す原点のような気がします。斬新なデザインも、いつもと違うから、興味を引かれるのではないでしょうか。

　とすると、細身のめがねもそろそろ見慣れられましたかね。さて、お次は？

　

類推

　タイトルの類推（るいすい）は、アナロジーという言葉でよく知られています。いつものごとく、新明解国語辞典で調べてみました。

　類推：既得の知識を応用して、同じ条件にある未知の物事について、多分そうではないかと判断を下すこと。とあります。

　「これがこうなっているなら、これもこんなところだろう」というような感じでしょうか。なにか分かったような、分からないようなイメージです。

　ですが、この類推はたいへん奥が深いようで、物事を考えるときにはピカイチの思考法に所属するのではと思います。

　アイデアの発想法でよく言われるのは、既知のもの同士の組み合わせとされています。有史以来、世の中は既知の知識で埋め尽くされています。それを絶妙に組み合わせたり、当てはめたりすれば、すばらしい物事が生まれてきそうです。

　おまけに、調べ物上手のアラジンの魔法のランプこと、検索エンジンが日夜進化を遂げています。調べものをしている最中に、古くても、新しくても、興味を引くものが出てきたら、是非ともこの類推をするくせをつけるといいのではと思います。

シティープロモーション豪州

　このたび、１０月３１日の夜出発、１１月５日戻りでオーストラリアのシドニーに行くことになりました。

　「東京フィエスタ」として開催されますこのイベントに、組みひも、袋物の２職人が屋外の特設ステージで実演を披露します。

　行きのオーストラリア、シドニーまでの飛行時間は１０時間３０分、時差は２時間だそうですが、距離はかなりのものです。はるばる来たぜ函館どころではありません。

　そこで、当然のことながら「シドニーブログ」を考えております。宿泊するホテルには、インターネット接続サービスが、なかば当然のことのようにあるようです。料金が、４時間とか全日とかで分かれているようです。

　現代の文明の利器、インターネットという怪物を利して、シドニーからブログを飛ばします。

絶賛開催中

　

　中日（なかび）をむかえた、台東区制６０周年記念の地場産業まつり「台東産業ルネサンス」の職人横丁の一こまです。

　日曜日で、天気も朝から上々で、お客様の入りも今日はまずまずです。４階から７階までいろいろな物産を展開していますが、会場が広いのと、分散しているので、くまなく会場を散策するのはちょっとたいへんのような気がします。

　さて、明日は最終日です。お見逃しなく！！

搬入日

　先ほど、明日から始まる台東区制６０周年記念行事「台東産業ルネサンス」の搬入に行ってきました。

　いつものことながら、仏壇の大瀧さんの車に便乗させていただき、産業貿易センター台東館に向かいました。午後２時４０分ころに着きましたが、搬入が混んでいるらしく、駐車場に入るのに３０分近く待つことになりました。

　普段と違い、かなり大きなイベントのため、これも致し方ありません。大掛かりなことを行うときは、準備も大変なのは世の常です。

　さて、あしたからは秋の３連休でもあります。３日のうちの１日は是非こちらにも足をお運び下さい。

データ通信定額制開始

　ＮＴＴドコモのＰＣ向け高速データ通信定額制が１０月２２日から始まるようです。５０万パケットまで４，２００円、それからが従量制で１００万パケット以上でも、金額は１０，５００円で頭打ちです。ただし、専用の接続業者に加入する必要があるので、その分数百円が上乗せされるようです。

　ところで、この５０万パケットという量ですが、どのくらいの時間使えるのか全然ピンと来ません。こちらで、アラジンの魔法のランプ(検索エンジンのことです）を使って調べるしかありませんが、こういうときは、できるだけ注釈を付けてもらいたいものです。

　ですが、袋物職人にとっては、今日一番のうれしいニュースです。価格も予想していたよりも少しリーズナブル(値ごろ）です。どこでもネット、どこでもブログ、どこでもドコモの時代が始まります。

混沌

　タイトルの混沌（こんとん）を調べてみました。宇宙生成の最初期、天地未分でどろどろであった状態：同程度の力のものが互いにしのぎをけずっていて、形勢がどう変わるか見通しの立たない様子。カオス。とあります。（新明解国語辞典　三省堂より）

　まさに、今日からその混沌が始まりそうです。今日のしのぎやすい秋の日とは別に、まさに先行きが見えない政治的混乱状態となりました。

　二大政党制がさけばれている昨今、人は本来、混沌が好きなのではと疑いたくなります。二大勢力が互いに拮抗した力を持つと、形勢が読めなくなると解せば、当然勢力の上回った側が現われたときに、混沌が解消されることになります。

　さて、これから混沌を解消する妙薬を処方してくれる人が現われるのを待つのみです。

さて今度は産業フェア

　今年は時期が早いせいもあって、残暑の青森でした。一週間ばかり例年より早まったとはいえ、これだけ暑い青森は初めてでした。日本は本当に、亜熱帯化していきそうな気配です。住みにくい美しい日本はごめんです。

　ところで、ウィンドウズ９８が、ウイルスソフトのサポート切れのため、長らく愛用していたＮＥＣのラビィ、ノートパソコンはネット接続禁止としました。そのため、今年は携帯での青森ブログとなりました。

　帰宅してＰＣで青森ブログを確認したところ、まあまあの出来栄えです。これなら、さらに携帯の撮影機能などが高性能化すれば、もっと手軽にモバイルブログが出来るようになりそうです。

　さて、青森の次は、台東区区制６０周年記念の地場産業まつり、「台東産業ルネサンス」が、来る９月１５日(土）、１６日(日）、１７日（月）の１０時から１７時(最終日は１６時）の日時で、都立産業貿易センター台東館４Ｆ～７Ｆ(浅草寺二天門前）にて行われます。

　ご用とお急ぎのない方は、是非ご来場賜りますようお願い申し上げます。

青空快晴２

撮影したファイル二つは一緒に投稿できないようなので、分割投稿しています。青森港のメモリアル八甲田丸が繋留されている側に回り、八甲田山を撮影しました。ＦＯＭＡ９０１のカメラでは、これが限界でしょうか。来年早々、ドコモから発売されるスマートホーンならもっと良くなるでしょう。そしたら、お取り替えといたします。

青森快晴

朝起きて、窓開けるととんでもなく快晴でしたので、今朝は散歩と決めました。青空を背景に、ベイブリッジがきれいに引き立ちます。