タイトルの類推(るいすい)は、アナロジーという言葉でよく知られています。いつものごとく、新明解国語辞典で調べてみました。
類推:既得の知識を応用して、同じ条件にある未知の物事について、多分そうではないかと判断を下すこと。とあります。
「これがこうなっているなら、これもこんなところだろう」というような感じでしょうか。なにか分かったような、分からないようなイメージです。
ですが、この類推はたいへん奥が深いようで、物事を考えるときにはピカイチの思考法に所属するのではと思います。
アイデアの発想法でよく言われるのは、既知のもの同士の組み合わせとされています。有史以来、世の中は既知の知識で埋め尽くされています。それを絶妙に組み合わせたり、当てはめたりすれば、すばらしい物事が生まれてきそうです。
おまけに、調べ物上手のアラジンの魔法のランプこと、検索エンジンが日夜進化を遂げています。調べものをしている最中に、古くても、新しくても、興味を引くものが出てきたら、是非ともこの類推をするくせをつけるといいのではと思います。
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