アメリカ合衆国の金融危機はただならぬ状況であることが明白です。
ブッシュ大統領が、次期大統領候補の2人、オバマ氏とマケイン氏をホワイトハウスに呼んで話し合いを持つようです。
もちろん、それはアメリカ合衆国が直面している史上まれにみる金融危機に対してのことについての話し合いですが、両大統領候補を交えてのものはこちらもまた史上まれにみることではないでしょうか。
FRB(フェデラルリザーブボード 米連邦準備制度理事会)前議長の、アラン・グリーンスパン氏が言うように、100年に1度の危機が現実となりそうです。
マケイン氏などは、選挙活動を一時棚上げして駆けつけるようで、まさに挙国一致でこのたぐいまれな出来事に対峙するようです。
総額7000億ドル、日本円で約74兆(これでも足りるか未知数のようですが)のポールソン財務長官の救済策案がすんなり議会を通るかはまだわからないようですが、とりざたされているような初回1,500億ドルをまず注入する戦力の逐次投入を行うか、行わないか、それがいいか悪いかは時とともに判明します。それにしても、大変な出来事です。
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