浅草鳥越の袋物職人の通信局

酉の市の季節です

　明日からもう１１月になります。１１月といえば、東京浅草千束のお酉様（酉の市）です。今年は、５日の一の酉、１７日の二の酉、２９日の三の酉と３回行われます。

　その昔のジンクスに、三の酉まである年には火事が多いなどと言われていましたが、今ではそんなことはないでしょう。

　ところで、そのお酉様の開催に合わせて、１１月１５日、１６日、１７日の３日間の午前１０時から午後５時まで、浅草ひさご通りの「台東区立江戸下町伝統工芸館　ギャラー匠」にて袋物職人の実演販売を行います。

　その昔、酉の市というと、オーバーコートを着るほどの寒い季節でしたが、最近は地球温暖化の影響でしょうか、比較的暖かい陽気になる傾向のようです。

　浅草にお越しの節には、お立ち寄りいただけたら幸いです。

　

お年玉もらえそうです

　「生活支援定額給付金」とやらが、年内か年明けにいただけそうです。どうせなら新年明けてからいただけると何十年ぶりかのお年玉になります。

　計算からすると、１世帯あたり約４万円だそうです。すぐ貯金という方もおられるでしょうが、使わないと景気浮揚策にならないので、国のために、いただいたら使わせていただきます。

　さて、この金額ですぐ思い浮かぶのは５万円前後のネットブック（超小型ＰＣ）です。最近は参入する企業も多く競争が激化してきているので、これから来年にかけて価格面、性能面で洗練されていくと思います。お年玉にちょいと上乗せで宝物が手に入りそうです。

　さて、来年のユビキタス社会に向けて品定めも楽しいです。

対策がどんどん出てきます

　歴史的危機状態に、政府の対策がどんどん出てきて期待が持てます。

　定額制でつなぎ放題はデータ通信の世界では常識になりましたが、高速道路で定額で走り放題とは驚きました。

　それは、ETC搭載車で休日に限り、阪神高速と首都高速を除いて１回１，０００円で走り放題だそうです。無料が一番いいに決まってますが、少しは前進で、まあこのあたりでしばらく我慢でしょうか。

　当然、そうすると１度高速道路に入ると出来るだけ遠くに行きたくなる衝動に駆られるに違いありません。

　折から、原油価格がピーク時の半値以下となり、さらに下値を伺う状態ですから、ガソリン価格もこれからますます下がることが考えられます。交通事故には注意して、家族でドライブ旅行がこれから増えそうです。

　さらに、２兆円定額減税スペシャルバージョンの各家庭一律給付金が行われるようです。

　以前確定申告の時、定額減税がありましたが、申告用紙上のみでマイナスになるので、これではあまり効果ないなと感じていました。たぶん、戻し減税をすると手間暇がかかるのでこのような紙上の操作ですましていたのかと思います。

　ところが、もうそんなことは言ってられない状況のようです。せっぱつまると、有り難いことが起きるものです。

高い建物が出来た後は

　タイトルのあとに続く言葉は、「要注意」と入れてもよさそうです。

　アメリカのエンパイア・ステート・ビルディングは摩天楼としてニューヨークであまりにも有名です。昔の映画でキングコングが登ったビルとの設定にされたことでもよく知られています。

　そしてこのビルが竣工した１９３１年は、世界恐慌が起きた１９２９年１０月２４日の後ですから、恐慌の真っ只中であったわけです。ウィキペディアにも出ていましたが、１９４０年代までこのビルの部屋の多くが空き室のままだったそうです。

　ところで、現代はというと、ついこの間まで超超高層ビルの完成や計画が、各国で花盛りでした。台湾にも１０１階建てがありましたし、上海にも１０１階建て、中東のドバイでは確か高さ１，０００メートルのビルが計画されています。高いのがみんな好きなようです。

　こうして過去の出来事と、現在の出来事を比べてみると、高い建物を競って建てた後は、あまり良くない結果が待ち受けていることが分かります。

　高い建物、超高層建築物は景気が過熱しているときのシンボルなのかも知れません。

　ですが、たまたまそう一致しただけだよとなるように、今後の政策遂行に是非期待したいものです。恐慌だけはご勘弁を！

時ならぬ夕立でした

　今日の夕方、５時を過ぎたあたりから雷を伴った時ならぬ豪雨となりました。

　早速、アサヒコムの天気で衛星画像を見たのですが、１７時の画像では太平洋側に確かに弓なりの雨雲があるものの、東京地方などには雲はかかっていませんでした。

　それで、そこから考えられるのは、１７時以降に急速に雷雲が東京地方などに発生して雨を降らせたのではと予想されます。

　そういえば、今年は夏の終わり頃よく雨が降りました。その頃のゲリラ豪雨は頻発しましたが、今回のものもそれに似たパターンのような気がしました。なにせ、１１月に近づいているというのに、まだ晴れると少々汗ばむような陽気があります。

　さて、今年も終盤戦で２ヶ月あまりとなりました。もう「暮れからお正月モード」にセットされました。

ブック検索も面白くなりました

　グーグルのブック検索を見たら、だいぶ充実していました。いつ頃かこんなにも楽しいものになったのか知りませんでしたが、たまに見てみないと「遅れてるねー」になってしまいます。

　ブック検索の検索窓に、適当にキーワードを入れて見ると意外な本に出会ったりしてなかなか楽しめます。

　本は、少ししか見られないものやほとんど見られるものとかがありますが、なかみ拝見のサービスよりずっと充実しています。

　それと、これだけの本をスキャンして載せているのでしょうから頭が下がります。

　今まで、本屋さんでの立ち読みが主流を占めていましたが、これからはＰＣさえあればフリースタイルで拾い読みが出来ます。本好きの人にはたまらないサービスです。

原油が下がり続けていますが

　WTI原油先物の価格が１バレル６４．６ドルまで下がりました。世界中が金融危機のさなか、原油価格が下がるのは朗報なのですが、なんとなく素直に喜べないものです。

　OPEC（石油輸出国機構）は減産を決めましたが、急成長の国々の需要が減退しているので、減産しても価格の上昇にはつながらないように思いますがどうでしょうか。１バレル８０ドルくらいが妥当な価格のように考えられているようです。

　そして、世界中の通貨に対して円が独歩高です。たいへん異常な現象で厄介です。このままさらに円高が進み８０円台に突入すれば、輸出は大打撃ですが、輸入する品物の調達コストが激烈に下がるのもあるのでなんともいえません。

　それにしても、未曾有の歴史上の事件の真っ只中です。

国産！

　最近、スーパーの陳列商品に「国産」と表示されたものをよく見かけるようになりました。ひと目見ただけでなんとなく安心する有り難い表記です。

　食の問題では、国産品も日付を取り替えたり、産地を偽ったりしてだいぶ世間を騒がせましたが、外国製のように混入してはならない薬品が入ったものまでは見受けられません。

　価格的には、国産品は輸入品に比べて割高ですが、それでも国産がいいと売れるようです。

　ですが、この最悪の景気のなか、割安な輸入品を求めることも切実な願いです。食品の安全性の追求は、輸出する国、輸入する国、双方にとってますます重要なことになります。

　「国産」と書かれてなくても安心して食べられるように早くならないといけません。

たいした発見ではありませんが

　ニューヨークのダウ平均の昨日の終値は、８，５１９．２１ドル、そして今日の日経平均の終値が８，４６０．９８円と両方の数字が似通ってきました。

　単純に、１ドルを１００円として考えるとアメリカの株式市場の方がスケールが１００倍ということになります。金融危機が訪れる前ならもっとひらきがあったことになります。

　ニューヨークのダウを日本円に換算すれば、約８５１，９００円の終値になるわけです。もちろん比較するには、上場している企業も同数でないとお話にならないのかも知れません。

　ですが、この両方の数字が同じ数字になり、さらに逆転するようなことになればこれはかなり深刻な状況を指し示す数値になるのかも知れません。

　日本でみんなが寝静まっている間に、海の向こうのアメリカで今度はどうなるんでしょうか。

思わず買いたくなります

　テレビで、任天堂のＤＳ美文字トレーニングのＣＭををやっていました。

　そのコマーシャルで書く練習をして見せていたのは、なんと藤の文字だったので注目しました。

　ところで、この自分の名字の１つの藤の文字は長年数え切れないほど書いてきましたが、たいへんバランスの取りにくい字で、いまだにうまく書けたと納得したことがありません。

　そんな理由から、宣伝で藤が採用されたのかは定かではありませんが、もしそうだとすると藤の文字のある名字の人のアイデアかも知れません。

　とかく、自分の名前などに関することがらに触れられた物にはみなさん興味を示すようですが、このＤＳ美文字トレーニングはまさにその的をつかれ、思わず買いたくなる逸品です。

　これさえ買えば、長年の夢の藤の文字がうまく書けるようになりそうです。