寒くなってきたせいか、近所でたき火をよく見かけるようになりました。タイトルにもあるようにこのたき火の香りに近いにおいは、なぜかなつかしさを感じさせてくれるいいものです。郷愁というとあっていそうです。
ところで、このにおいを嗅ぎわける嗅覚神経は脳に直接つながっているというようなことを読んだことがあります。五感のなかでも鼻は大切な器官であるようです。
例えば、たき火ならば問題ありませんが、何かが燃えている場合に危険を察知するのは、見えないところなら鼻が大切な役割を果たします。
食べ物でも、まずにおいと言われるように、傷んでいるかいるかどうかはまず鼻で判断します。悪いにおいは、経験と学習によって身についています。
また、風邪を引いて鼻をやられていると、食べ物の味がまったくわからなくなったりします。おいしいものがつまらないものになってしまうわけですから、台無しです。
このように鼻、すなわち嗅覚はたいへん大切なものです。そして、この鼻の役割をよく研究して物の探究心に生かすと、世の中の移り変わりも嗅ぎ分けられるようになるかも知れません。それでは、まず目を鼻のようにしてみるのが良さそうです。
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