浅草鳥越の袋物職人の通信局

どうしても間際になります

　この時期、どうしても気ぜわしくなります。それは、申告な問題を抱えているからです。

　普段から、こつこつと処理していればいいのに、どうしても仕事優先になり伝票整理を溜めてしまいます。

　その結果、この間際の気ぜわしさです。自分がいけないので仕方ありませんが、将来、ITの進化でパソコンが伝票を処理してくれるシステムが安くできればいいなと思います。

　様々な伝票を、スキャナーにかざすと瞬時に読み取り、パソコンが仕訳してくれて、まとめてくれたうえ、eTAXに自動的に記載されて申告までしてくれたらたいそう助かります。

　「人が想像できることは、必ず実現できる」とかいいますが、ちょっとものぐさすぎますね。

インサイト売れてます

　ホンダが先ごろ売り出した、新型ハイブリッド車の「インサイト」が発売前の予測の５，０００台の売り上げをはるかに超えて、１８，０００台の受注だそうです。

　２００万円を切る価格のハイブリッド車なので、これは売れそうだなと思っていました。案の定、値ごろでいい車で、おまけにエコロジー感覚を満たしてくれるとあっては当然の成り行きです。

　ハイブリッド車は電気自動車に移行する間のつなぎ役のように言われていますが、そうでもなさそうです。

　昔、グリコのキャラメルは「１粒で２度おいしい」というキャッチフレーズでした。最初はなめて味わい、そのあと噛んで食べると違う味がするからです。

　ハイブリッドもこれと似ているような気がします。低速は電気で走り、中速が併用、そして高速ではガソリンエンジンのパワフルさを味わいます。まさに「１台で２度おいしい」車です。おまけに、その間に充電もしてくれるようです。

　国内では、車の需要はバブル経済をピークに年々減少し、その上にこの経済でさらに売り上げ台数が減っています。

　そんな中、この売れるインサイトは一つの道筋を表しているようです。これからもっと、エコカーに対する減税処置を講ずれば、さらに売れるような気がします。

この頃界隈で目につくもの

　この頃、浅草小島町界隈で目につくものは、１～２年前のマンション建設ラッシュで出来上がった物件の販売と、売り地、売り家、テナント募集の看板です。ほんの何年か前の状況とは大違いです。

　景気が良いと言われていた時期に建設が始まり、世界的な金融危機の真っただ中で一生懸命売ろうと頑張っています。売れてくれないと困りますが、なにせこのご時世に突然になってしまった現状では、かなり厳しいことに違いありません。

　そして今日、日経平均株価がバブル経済後の安値を更新し、７，０８６円と６，０００円台目前まで暴落しています。価格的には、２６年５か月ぶりとうことですから、そこまで戻ってしまったわけです。

　さらにそれに追い打ちをかける政治の混乱です。弱り目にたたり目、泣きっ面にはち、とはこのことです。

　けれども、谷が深ければ、山も高いのは世の常です。そろそろ反転攻勢の時期ではないでしょうか。

１００人寄ると何の知恵

　政府は、今月中旬に各界の１００人の有識者を招いて、未曾有の経済危機に対処するアイデアを聞き取り、経済政策に活かす目的のようです。

　「３人寄ると文殊の知恵」とむかしから言われているので、頭の良い有識者１００人が寄ったらさぞかしすばらしいアイデアが出るとたいへん期待しています。

　以前聞いた言葉に「安定している企業は不安定で、不安定な企業は安定である」とかいうのがありました。

　今は正真正銘、企業も経済も超不安定です。だから、人間の知恵で何とかしようと猛然と奮起し始めて現状の困難な状況を打開していくのではと思います。

　さて、今月の中旬以降、どんなアイデアが出てくるのかたいへん楽しみです。

空前の海外旅行ブームになるのでは

　しばらくの間の原油高騰の影響から、たいへん高額であった飛行機の燃油サーチャージが４月からかなり値を下げるようです。さらに７月の発券分からはサーチャージがなくなるそうです。

　先ほどニュースを見たら、台湾旅行２泊３日が２万円台の設定で出ていました。旅行各社がたいへんな人気でホテルの予約の取りにくい韓国の代わりに新たなコースを考えたようです。

　それにしても、韓国旅行は大賑わいのようです。油代も安くなり、加えて円高のメリットがあります。距離も近くて、おいしい焼肉が食べ放題、ブランド物のバッグ類が安く手に入るとあっては、やはり魅力的に違いありません。

　しばらくの間、円高が続くことが考えられますし、７月から油代が掛からなくなるとあっては、空前の海外旅行ブームがおとずれるのではないでしょうか。

　まさに、どっと混むブームが再来しそうです。ただし、混むとサービスは確実に低下しますのでそのあたりはご用心を！

これまた進化しました

　gooの辞書機能がさらに便利になったのでたいへん重宝しています。

　ブラウザーのファイアーフォックスのモジラを使って英語のニュースサイトを見るとき使っています。

　意味がわからない単語とか、意味をあいまいに覚えていそうな単語とか、発音を調べたい時などにもってこいです。なんと、句動詞ごと選択して調べられる優れものです。

　選択反転させてカーソルをあて、右クリックし辞書の一覧のなかの英和を選択すればgooの辞書が出てきます。

　用例も豊富ですし、なにより単語のネイティブ読み上げ機能が優れています。発音のアイコンをクリックすれば、なんとたちどころに発音してくれます。今まで同様のものは、発音してくれるまで時間がかかりましたが、このgooはかなり進化を遂げています。

　インターネットを利用したウェブサービスは、現在も休みなく発展中です。これからもどんどん便利にしてくれそうで誠に有難い限りです。

これから良くなります

　今日は、二十四節気のひとつの啓蟄（けいちつ）です。暖かくなり、冬眠していた虫が地中からはい出してくるとかいうような意味です。

　朝のウォーキングのとき、いつもの上野駅前の丸井の電光温度計が５℃を表示していました。２月にも５℃を表示しているときがありましたが、その頃より確実に吹く風が柔らかに感じられるようになりました。同じ温度なのに不思議なものです。

　ところで昨日、定額給付金を含む２次補正予算の関連法案が可決しました。中には、３月末から首都圏などを除いて、お休みの日に高速道路が上限１，０００円となる（無料はまだです）ものも含まれています。

　これで、どうやら４月以降の暖かさとともに経済も活発になりそうです。人が動き出すと、お金もまた動き出します。

時代は進みました

　かつては、飛んでくるミサイルを撃ち落とすなどは千に一度でも無理だとか言われていましたが、いつ間にか迎撃が可能な時代となっていました。科学技術は、まさに必要に迫られて進歩していくことがはっきりとわかります。

　ミサイルは飛んでこないことが一番ですが、もし万が一のときの備えが万全であるのもまた一番です。

　それと昔は、ウイルスの病気の代表格であるインフルエンザは、罹ってしまうと直接的な治療薬はなく、症状を緩和する薬で自然治癒を待つしかありませんでした。

　ところが、最近では抗インフルエンザ薬の開発が進んでいる上、さらに予防するための万能ワクチンも研究されています。

　これまた、発生しないのが一番ですが、恐れられている新型インフルエンザでさえ、予防や治療が可能になりそうです。

　ミサイル迎撃は別として、こうした病気の治療法で世界に貢献できるのもやはり日本の底力です。世界中から感謝されることをやるのが一番のようです。

アメリカのダウ平均が気になります

　東京も雪が予想されていましたが、２０時現在、工房の外は冷たい雨が降っています。雪のひな祭りも季節感がありなかなかよさそうですが、雨なのでちょっと残念でした。

　ところで、きのうのニューヨークダウ平均株価の終値が、６７６３．２９ドルと６８００ドルを割り込むさらなる暴落となりました。

　きっと、だれもが今日の東京市場もつられて暴落し、７，０００円の大台を割り込むと予想したかと思います。

　ところが、午前中はバブル後の安値を更新したものの、結局小幅な落ち込みで７，２２９．７２円の終値でした。このあたりは、日本の株式市場の底堅さがあるような気がします。

　反対に、アメリカの場合は深刻さが増してきているのかと思います。それは、アメリカの大手保険会社AIGへのたびたびの政府支援です。AIGはおよそ１年前、株価が４９．５０ドルだったそうですが、現在はなんと４２セントという価格です。これでは、株価が暴落していくのも当然なのかも知れません。さて、今日はどうなるのか気になります。

寒さももうおしまいでしょう

　２月に続いて、３月も始まりが日曜日でした。どうもなんとなく１日損をしたようですし、月のスタートの意気込みが多少はずされたような気がします。

　ところで、このところ真冬並みの寒さに戻ったような感がありますが、どうやらここ一両日（本日を含めた明日）でこの寒さもおしまいのようです。

　例年ですと、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、春分の日くらいで寒さが終わりとなりますが、今年は暖かくなるのが早いような気がします。

　夕方から、どういうわけか花粉症の目のかゆみが強くなってきました。もしかしたら、このかゆみ、春の到来を告げるものかも知れません。

　あしたの朝散歩すれば、最後の寒さとなりそうです。寒い日がなごりおしいのも乙な感覚です。
　（乙　おつ：普通ではないが、それなりの趣（何がしかの取りえ）が見られる様子　新明解国語辞典より）