仕事の材料を買った帰り道、氏神様の鳥越神社にお参りした際、いつも賽銭箱の横に置いてある東京都神社庁が出している「生命(いのち)の言葉」をもらってきました。大きさ24㎝×8㎝ほどの短冊状のパンフです。
さて今月の言葉はというと、「わが気に入らぬことが、わがためになるものなり」です。
この言葉は、戦国・安土桃山時代の武将で、佐賀藩の藩祖である鍋島直茂(なべしまなおしげ)という人のものです。
とかくに人は、自分の気に入らないものや、気が進まないもの、さらには苦手にしているものを避ける傾向があります。
ですが、それは裏を返せば成長の糧になるものでもあるわけです。もちろん、危険なことに挑戦するのは特別なことでいけないのは当然です。
要は、気乗りのしないものにもチャレンジして行こうとする態度が大切なんだと思います。
そして、意外にそれがうまくいくと達成感が生まれ、さらにまたチャレンジしていくプラスの効果が出てきます。
やはりこうした、洗練された昔からの言葉にはいつまでも変わらない大きな価値があるものです。
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