「日本」の読み方は、「にっぽん」「にほん」のどちらでも良いようです。
戦前や戦後の佐藤内閣の時に、「にっぽん」に統一しようとの考えもあったようですが、実現しなかったようです。
袋物職人はひそかに、破裂音を含む「にっぽん」より、穏やかな感じのする「にほん」派です。
例えば、これらは一般的にどう読まれているのでしょうか。「日本酒」「日本刀」「日本海」「日本茶」「日本大学」・・・・・おそらくは「にほんしゅ」「にほんとう」「にほんかい」「にほんちゃ」「にほんだいがく」と読む方が多いのではないでしょうか。(後で調べたら、「にほんだいがく」が正式名称でした)
オリンピックの時などの国名としてはNIPPONすなわち「にっぽん」で統一しても良いかも知れませんが、すべてこちらの読みに変えるのもなんだかへんてこな気がします。
どちらでも良いというこの日本人特有のおおらかさが、日本を発展させてきた原動力のような気がします。
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